中村彰彦「保科肥後守お耳帖」

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中村彰彦「保科肥後守お耳帖」
1993.7 双葉社・刊 ¥1,700







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保科正之。日本史で習いましたね。
徳川二代秀忠の庶出の第四子。三代家光の異母弟です。
信州高遠の保科家に養子に入り、この物語の頃は会津藩23万石を領しています。
尾張、紀伊、水戸の御三家に次ぐ家格とされました。
徳川四代家綱の補弼役として国政に腕を揮い、また藩主としても善政を布いたので「世に比肩する者なき賢公」といわれました。


賢公だけあって、彼は藩政の隅々まで目が届き、足軽・下士クラスでの事件にも「お」を傾け、素晴らしい推理力・判断力を示す五話が収められています。

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by amamori120 | 2007-05-06 10:25 | 時代小説を読む