澤田ふじ子「公事宿」シリーズ 7~11

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15年以上に亘る人気シリーズ。
いまなお継続中です。







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著者遠?影
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著者近影


公事宿とは、宿泊施設を備えた法律事務所のようなものですね。
江戸時代でも現代と同様、一般庶民にとって、訴訟手続きは面倒なものでした。
だから公事宿に依頼して裁判にかけたんですね。
また遠方からの客のために、宿泊施設を用意するのは当然のことでした。勿論賄い付きです。
江戸は馬食町、大坂は谷町、そして澤田サンの殆どの小説の舞台である京都は、二条城南の大宮通り界隈に固まっていました。
公事宿が扱うのは、主として<出入物(でいりもの)>つまり民事訴訟です。
原告が、目安(訴状)で相手を訴え、町奉行が相手を白州に呼び出して返答書を提出させ、対決(口頭弁論)と糾(ただしーー審理)を重ねた結果、裁許(判決)を下す・・・こういう流れなんですね。
これは素人には無理です。やはり司法に詳しい専門家に頼まなければなりません。
公事宿は必要なシステムでした。


登場人物その他の設定はコチラをご覧ください。


公事宿事件書留帳 7 にたり地蔵
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公事宿事件書留帳 8 恵比寿町火事
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公事宿事件書留帳 9 悪い棺
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公事宿事件書留帳10 釈迦の女
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公事宿事件書留帳11 無頼の絵師
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文庫本が出ている第11巻まで読了しました。
単行本は第14巻まで出ているそうです。
息の長い人気シリーズだということがよく分かりますね♪

どこから読んでも楽しめますが、主人公・菊太郎の弟にも子供が生まれたり、恋人お信の娘・お清が寺子屋に通い出したり・・・物語の中にも時の流れはあります。
第10巻では、菊太郎とは夫婦同然と公私ともに認められているお信が、料亭を辞め、「美濃屋という団子屋」を開いています。

このシリーズ、ずうう~っと書き継いでいって貰いたいと願っています♪
by amamori120 | 2007-02-23 12:54 | 澤田ふじ子を読む