郷里の和菓子 2
2007年 02月 07日山本松寿堂サンの「二銭銅貨」煎餅 です。
江戸川乱歩に因んだ煎餅ですね。
これも「早蕨」の山本松寿堂サンの創製品です。
江戸川乱歩(平井太郎)は、明治27年(1894 日清戦争の年ですね)
10月21日、三重県名張町(今は市)新町に生まれました。実家とはご町内です。
歌手の平井堅クンの実家も名張市にありますが、乱歩とは全く関係なく、近年大阪の方から越して来たそうです。
大正12年(1923)に「新青年」誌に”二銭銅貨”を発表してデビューしたのですが、それに因んで発売された煎餅だそうです。 甘い系の煎餅です。
ウチとは遠縁にあたる枡田病院敷地内に在ります。
ご参考
なお、私は中3から大阪市内の学校に通っていたので、名張高校は我が母校ではありません。
江戸川乱歩
「現代作家辞典」(東京堂出版) 昭和48年8月 初版 より抜粋
1894.10~1965.7
小説家。三重県名張市生。本名、平井太郎。
1916 早稲田大学卒業。
1923 処女作「二銭銅貨」を発表。引き続き、本格短編と怪奇幻想小説に新境地を開拓して、我が国に創作探偵小説の基礎を築いた。
1947 探偵作家クラブを組織し、会長に就任。
1951 『幻影城』を刊行し、内外探偵小説の研究と評論を収録。
1954 江戸川乱歩賞を制定。推理小説作家の登竜門となる。
1961 紫綬褒章
1963 探偵作家クラブが発展的解消をとげ、社団法人日本推理作家協会が設立され、初代理事長となった。
1965 脳出血で死去。協会葬がいとなまれた。