村山由佳「おいしいコーヒーのいれ方」
2006年 12月 15日
おいコー シリーズ ですね ♪
←これは、集英社文庫版です。
集英社ジャンプ J ブックス版 です。
読む前は、コーヒー・エッセイかな?なんて思ってました ww










おいしいコーヒーのいれ方
”業界”では、「おいコーシリーズ」と言われているそうです。
第1巻が、1994.7刊。 最終第10巻が、2006.5刊。
完結まで12年かかっているんですね。 物語の中では、3年半が経過しています。
著者乃至編集部による、あらすじ、登場人物をご紹介したほうがよい、と思ったので、そのまま転記します。
高校3年生になろうという夏休み、父親の九州転勤と叔父夫婦のロンドン転勤のために、勝利は、いとこのかれん、丈姉弟と共同生活をすることになった。しぶしぶ花村家に引っ越した勝利を驚かせたのは、自分の通う高校の美術教師となったかれんの美しい変貌ぶりだった。
五歳年上の彼女を愛するようになった勝利は、かれんが花村家の養女で、彼女がかつて慕っていた「風見鶏」のマスターの実の妹だという事実を知る。そんな勝利に、かれんは次第に惹かれはじめ、二人は秘密を共有する仲になる。
しかし勝利が大学生になっても、二人の仲は進展しない。焦りを覚えた勝利は、叔母夫婦の帰国、父親の再婚・帰京を機に一人暮らしを始めるが、一方のかれんは鴨川へ移住して介護福祉士を目指すことを決意、勝利に打ち明ける。うすうす気づいていたものの、勝利の動揺は激しかった。
刻々と移住の時期が迫るなか、かれんはようやく、両親に鴨川行きを切り出す。ところが、思っていた以上の猛反対にあい、ついには真実を知っていることを告白してしまう。そんなかれんの堅い決意を前に、母・佐恵子は自炊できるようになることを条件にこの件を許可する。
かれんに料理を教えつつも複雑な思いを抱えていた勝利は、イヴの夜、かれんをデートに誘った。(第10巻)
第1巻「キスまでの距離」での人物紹介は、こうです。
☆和泉勝利 光が丘西高の三年生。陸上部部長。居候中の花村家では
家政夫的存在。
☆花村かれん 勝利の五歳年上のいとこ。光が丘西高の新任美術教師。
☆花村 丈 かれんの弟。陸上部所属の中学二年生。
☆マスター 喫茶店「風見鶏」のマスター。ヒゲをたくわえた年齢不詳の
男。
☆中沢博巳 マスターの後輩。草野球チームのリーダー。
最終第10巻では、
☆和泉勝利 大学三年生。年上のいとこ、かれんと付き合っているが、
彼女が転職したことから長距離恋愛に・・・・・。
☆花村かれん 介護福祉士になるために、教師をやめて鴨川の老人ホー
ムで働いている。
☆花村 丈 姉と勝利の恋を応援する、ちょっと生意気な高校二年生。
☆マスター 喫茶店「風見鶏」のオーナー。かれんとは実の兄妹。
☆星野りつ子 大学の陸上部マネージャー。勝利に思いを寄せている。
☆原田政志 陰でネアンデルタール人と呼ばれるほどの強面だが、世話
好きのよき先輩。
☆佐藤若菜 勝利が家庭教師をしている、原田先輩の妹。
☆中沢博巳 光が丘西高の教師。かれんの元同僚で、彼女に好意を抱
いている。
せつない恋を3年半にも亘ってしてきた二人は、最終巻の最後の5ページになって、ようやっと、真の意味で”恋人”になれるのです。
友人で作家の神野淳一サンに依れば、コレは”ライト・ノベル”と分類されるそうです。
年上の女性との切ない恋、は村山由佳サンが好んで採り上げるテーマですね。「天使の卵」「夜明けまで1マイル」その他があります。
39歳+αにもなって、こんな小説を読むなんて!と言われそうですが、勝利になって、かれんとの切ない恋に身を焦がす雨漏り・・・でした。(-_-;)

