三遊亭金馬「金馬のお惣菜噺(おかずばばなし)」
2006年 11月 22日
「金馬のお惣菜噺(おかずばなし)」 1986.11 文化出版局・刊 ¥1,200食いしん坊の金馬サンが食い物の話を縦横無尽に語ってくれます。
(やっぱり食い物の話から離れられないなぁ ww)

深川で生まれた著者。母親は、たいこ焼き屋(今川焼き屋)をやって生計を立てていたようです。(後に、大衆食堂に進化)父親はプータロー的傾向があったようで、家にはあまり寄りつかなかったそうです。
そんな著者の「食」を切り口とした半生記・・・と言えるでしょう。
先代の三遊亭金馬の半内弟子となり、修行を積んで小金馬を名乗り、師匠の跡目を襲って金馬となった訳ですが、人生の節目節目には、必ず忘れられない食べ物があった---様々なエピソードが語られます。
昭和30年に始まったNHKテレビ「お笑い三人組」。一龍齋貞鳳、江戸家猫八サン達と出ていましたが(勿論白黒でした)、それが(小)金馬サンを認識した最初でした。
彼は「満腹ホール」という食堂をやっていて、貞鳳サンは「ニコニコ・クレジット」のサラリーマン、猫八サンは、酒屋だったかな? 桜京美サンも出ていました。 古い話ですんまへん <(_ _)>
雨漏りは「私、食べる人」で作る方はサッパリですが、金馬サンは↓の写真でもお分かりのように、自ら「作る人」でもあります。

自称 「全日本ソース焼きそば愛好会」会長であらせられるそうです ww
本書でも「わが料理王国の内幕」と題して、作り方を紹介しています。どこやらの「甘党キングダム」とはエライ違いですね ww
例えば、こんなのがあります。
正月料理としては、ブリの骨の昆布巻き、鶏と野菜の金馬家風ゴッタ煮、鮭の角切りサラダなど。
さらに、季節の味として、ふき味噌、たけのことグリーンピース、中華風冷や奴、鶏挽肉のレタス包み、台湾風鶏のスープの粥、もずく雑炊、鶏モツ煮込み、砂肝のサラダ、十目寿司、かぶの丸ごとクリーム煮、うなぎの柳川風、アジの骨の唐揚げ、タラとキャベツの酢の物・・・
注目すべきは、「食べながらやせる法」。ひじきと黒豆の煮付け、切り干し大根煮付け をオススメされてます。
その他、食いしん坊話が満載。実用的かつ、えんたーていめんと な本です ♪

