村山由佳 「野生の風 Wild Wing」
2006年 10月 21日
染織家として一家をなす飛鳥は、ベルリンの壁崩壊の日、動物写真家の一馬と現場で出会う。
住民達の狂喜乱舞に巻き込まれた二人には運命的な出会いで、一目で強くお互いに惹き付けられてしまった。
ケニアで暮らしている一馬は、このままアフリカへ一緒に行こうと誘うが、展示会を控えていた飛鳥は9割方その気になるも職業人としては、泣く泣く断らざるを得なかった。
8ヶ月の間をおいて飛鳥はケニアに向けて飛び立つ。
飛鳥の高校時代の友人、祥子は出版社の編集者で一馬を担当しているが、彼を愛していることを知った飛鳥は、祥子を傷つけることを懼れて一馬のもとに行くことを躊躇した期間が8ヶ月という時間だった。
サバンナの大地で燃え上がる愛、官能の炎。しかし思いがけない事実が発覚して・・・・運命の出会いから慟哭のラストまで胸を揺さぶる恋愛小説
村山サンの性愛シーンは、とても美しく優しい。どの作品でもそうなんです。また自然描写が実に巧みで、本書でも、アフリカへすぐにでも飛んで行きたくなるほどです。
もう次の作品を読み始めました♪

