時代物も読みます
2006年 07月 31日
渡世人の貸し元・霊厳寺の猪之吉と、大店の主人・桔梗屋太兵衛が、なんと「書道」を通じて知り合い、猪之吉の”字”を見て、太兵衛が、その”人物”に惚れ込んでしまう。
つきあいが重なるにつれ、全く異なる世界に住む二人は、お互いを”男”と認め、肝胆相照らす仲になっていった。
おりしも、別の豪商が桔梗屋の、乗っ取りを企み、ある男にその仕事を請け負わせた。
請け負ったのは、蛇のように冷酷で、野獣のように残酷な男。手下になっている目明かしをさえ、なにかのミスを理由に、いとも簡単に消してしまうほど。
恰も、太兵衛は病魔に冒され、明日をも知れぬ命。猪之吉に、店の防衛を委託して亡くなってしまう。
強力な手下を揃えた請負人・治作と猪之吉軍団の血みどろの戦いが始まる・・・
甘キンを喜ばせる記述がありました。
267ページ: 十月最初の亥の日を「玄猪」という。この日に、江戸町民は、牡丹餅を食べて無病息災を願った。
my書棚に、直木賞受賞作「あかね空」、「深川駕籠」がありました。



