宛名のない手紙 (A LETTER WITHOUT ADDRESS)
2006年 06月 21日毎回、多くのコメントを頂きありがとうございました。
今回も、多数のご来駕をお待ちしております♪

マガジンハウスから出ている雑誌で「鳩よ!」というのがあるそうです。
これの俳句欄の枠をはずして、短文ならなんでもどうぞ、とやったところ、何万という投句があるそうです。これは ”創句(ソーク)” と名付けられています。不定型の自由詩ですね。
ソープ(ランド)派の小沢昭一サンに対抗して、永六輔サンのことをソーク派と、筑紫哲也サンが命名しました。
永 さんが選者となって、面白い、と取り上げた中から、さらに雨漏りが面白い、と感じたものを、ご紹介します。
分野ごとに紹介してきましたが、今回はA LETTER WITHOUT ADDRESS (宛名のない手紙)です。
☆秋だ 大きな耳が落ちている
☆ひとを知らずに名前書く
☆夜中に人形の目が光っている
☆「だから、何? すべてが終わる呪文
だから、何?」
☆ワックスを塗ったみかんのような顔
☆グラウンドに伸びる影が
カラフル--だったらいいな。
☆柳の下に二匹どぜういる信念
☆あたしはあたし あしたはあした
☆平穏を願うという野心
☆小錦の強い相撲を見ていると
思わずふふふと笑ってしまう
☆電卓で黒字 そろばんで赤字
☆火事になる保険を下さい
☆都には希な美人
☆ごめんなさいと人押しのけて前へ出る
☆寝返りを
打ったうしろに
夜の深さ
☆活字にされて窒息しそうな方言
☆夜明けの夜逃げ
☆鳴かぬなら己が鳴こう江戸家猫八
☆子うさぎをミニうさぎだと売っていた
☆権兵衛の種は生えない
☆片足とれても人形
☆おい”なまず” この嬉しさは解るまい
☆神様をお前と呼んでみたい
☆賽銭箱が人と神との間に居る
☆うんこの行方がわからない時代は危ない
さあ、如何でしょう、アナタが面白いと感じるのはありました?

