小林よしのり『靖国論』 ほか

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2005.8 幻冬社・刊  ¥1,260
「田中真○子は北京パンダだ」




今も、そして以前からも、かしましい議論の絶えない「靖国参拝問題」を実に明快に斬った本です。

古館クンの横に、穏和そうに、「善良そうな顔して(by著者)」座っている朝○新聞の加藤千○氏、実は、この人物、とんでもない人らしいです。靖国問題について、マッチポンプが居るとすれば、まさにこの人がソレだそうです。つまり、日本の首相等が参拝に肯定的な発言をすると、中国が何も言ってないのに、「ご注進、ご注進」と言いに行く。そうすると、中国も何か言わざるを得ない。今度はそれを日本国内向けに流す。火事は益々大きくなる。そういう人物だと、著者は加藤記者の記事を載せて、断じています。

その他、豊富な資料を基に、首相の靖国参拝の正当性・正統性を見事に論証しています。

著者は、”右翼だ”とよく言われるそうですが、私は、彼は勇気ある”愛国者だ”と思いました。

『ごーまん、かましてよかですか?』 

「よかよか、どんどんかましてくれ」


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2004.8 講談社・刊  ¥1,680
第50回江戸川乱歩賞を最年少(24才3ケ月)で受賞した作品です。
ケイヴィングってご存じでしょうか?
洞窟探検ですね。
私は、高い所や洞窟があまり好きではありません。 軽い、高所恐怖症、閉所恐怖症なのかもしれません。
本書の8割以上が洞窟の中の描写ですが、若干の恐怖を感じながらも読了できたのは、著者の力量でしょう。
タイトルの”カタコンベ”。昔、西洋史でローマ時代に出てきましたね。キリスト教徒が迫害されていた頃、地下に作られたお墓。地下墳墓ですね。
黒姫山の近くで新しい鍾乳洞が発見されるのですが、実はコレは或る意味カタコンベだったのです。

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1999310 中公文庫・刊  ¥800

馬場啓一サンが、池波正太郎が通った店の味をトレースして廻った労作です。なんと、東京、横浜、松本の80数店を訪れています。仕事とは言え、これはエライッ ですね。

お店は、下記池波のエッセイから選んでいます。

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この著者より以前に、私も池波が通った店を何軒かトレースしましたが、いずれも食通・粋人”池波正太郎の店”だということを確認しました。



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1989.8 河出書房・刊 ¥1,300

今をときめく東大(院)教授上野千鶴子さんの、当時大ベストセラーになった本です。
この時、彼女はまだ京都精華大の助教授。
拙ブログにおいでになるのは妙齢の女性が多いので、コメントは差し控えますが、第一流の社会学者になった今日を予想させるのに十分な著作です。


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1999.11 角川春樹事務所ハルキ文庫・刊  ¥780
平井和正サンの名前は、ずっと以前から承知していましたが、何かSF類には興味がなくリアルタイムでは手に取ることもありませんでした。ある時、リサイクルで何気なくgetし暫く積んで置いたのですが通勤電車の中で読み出したら、コレが面白い。イアン・フレミングの007なんか屁(失礼!)でもないんです。その強いこと、強いこと、満月頃には銃弾を食らっても平気の平左。それもその筈、主人公は人狼だったのです。
アダルト・ウルフガイ・シリーズ、他のも読もうかと思っています。


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1995.1  角川文庫・刊  ¥560

五木寛之さんが好きで、初期作品から「青春の門」あたりまでは夢中になって読みまくりましたね。「さらば、息子は愚連隊」イヤ間違えた「さらば、モスクワ愚連隊」あたりです。
しばらく中断した理由は考えたこともないので判然しませんが、本書もリサイクルで何となくgetしておいたものです。題名からして、エッセイ集かなと思って積んどいたのですが、やはり通勤電車で読み始めたら面白くて止められなくなりました。

手塚治虫「ブラック・ジャック」を想起させる日本唯一の”創形外科医”が、自殺するために訪れた隠岐の島で、民宿で働く世にも醜い、化け物と言われる若い女に出会い、一年かけて、ロシアで、男女を問わず誰でも振り返らずにはいられない実に魅力的な女性に改造する。ロシアの世界的形成外科医数人も協力して、目論見は成功。内面的にも、語学、歴史、芸術など欧州、世界のどこに出しても通用するだけのものを身に付けさせる。
別人28号?になった彼女に幸せは訪れるのか?
by amamori120 | 2006-06-02 21:12 | 読後感・本の紹介