秋色最中 (秋色庵 大坂家 2)
2006年 05月 04日
(しゅうしき)
東京では、三原堂の”お守もなか”、うさぎやの”喜作もなか”、空也の”空也もなか”と並び称せられる名物最中です。






以下、大好きなウンチクです。好きな方だけお読み下さい www
守安 正「和菓子」毎日新聞社 1973.3 刊
秋色もなか 東京都の名物。大坂家の創製品である。もなかとは、満月が天心にかかる姿を型どった菓子の一種である。文化2年(1805)吉原仲ノ町にあった菓子司竹村伊勢大丞の職人が、上物のせんべい種の半端に残り物の餡を仕込んで安く売り出し「もなかの月」としたのが始まりである。その後、三浦屋の高尾太夫が「窓の月」と呼ぶようになってから。「もなか月」とか「窓の月」と呼ぶようになった。 (略) 今も天心の円月のつもりで作っているのが大坂家の秋色もなかである。
緑、白、薄茶色の皮にそれぞれ栗餡、黒糖餡、小倉餡を入れたものである。種皮の品のよさがこの店の風格とも言えるし、味わってみて一種の気趣をも兼ねている。
店名の基となった、秋色女のことは、昨日の記事に書きましたが、樋口修吉さんが取り上げた俳句とは別ヴァージョンがあるので、ご紹介しておきます。或いは、こちらの方が一般的かもしれません。
♪ 井戸端の桜あぶなし酒の酔 ♪

