志ほせ饅頭 (塩瀬総本家)

650年の歴史を持つ、饅頭発祥の店。

『東京の和菓子』には、こう紹介されています。
室町時代、中国に渡った京都・建仁寺の禅師の帰朝に随従してきた林浄因という人が、奈良に居を構え、日本で初めて餡入り饅頭を作り、宮中に献上したのが1341年。これが(塩瀬総本家)の創業と言われる。
その後、京都に移ったが、「塩瀬」の饅頭は歴代の将軍、天皇、公家たちに愛され、後土御門天皇より「五七の桐」の紋所を許され、将軍足利義政からも、直筆の「日本第一饅頭所」という看板を授かったほどである。徳川家康の江戸開府とともに江戸に移り、明治以降は宮内庁御用達を務めるようになった。

和菓子の本を読むと、この林浄因氏が必ず出て来ますね。
彼の、ひととなりは、あまりよく分かりませんが、甘党だったんでしょうか。
それはともかく、紹介を続けます。
「塩瀬」は、近県の特約農家直送の大和芋を毎朝すりおろし、上新粉と砂糖を混ぜ込んで皮を作るが、この際、水や膨張剤はいっさい使わない。皮はフワッととして柔らかく、しかも歯応えがある。餡に使う小豆も、毎年、主人が北海道まで出向き、その年一番のものを買い付けてくる。・・・
グダグダ言ってないで早く饅頭を見せろ?
「塩瀬」を代表するのが”志ほせ”と焼き印のある「塩瀬饅頭」ですね。
東京駅大丸の地下の売店で求めました。なんと「鎌倉五郎本店」の真隣でした。
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文学作品にもよく出てくる「塩瀬饅頭」は、皆さんも、よくご存知だと思いますが、一口食べれば、皮の風味と小豆の香りが、口中にやさしく広がって、「伝統」というものの持つ味の確かさを感じました。
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Commented by CHEDS at 2006-01-27 21:35
この、白い皮の感じ、、、美味しそうですねぇ~~。

私のところは、雨漏り書斎さんの納豆についってのコメントから波紋が広がっています。^^   朝鮮人にはよく解らないので、邪道な食べ方してる私達です。^^
Commented by pecochan77 at 2006-01-27 21:57
こんばんは♪
大丸の地下も充実してますね~
なんと「鎌倉五郎本店」の真隣でした・・・が印象的。
思い入れのあるお店なのですね。^^
Commented by jsby at 2006-01-27 22:04
「塩瀬」って、歴史の重みがあるお饅頭だったのですね。やはり餡に関しては中国が大先輩。それを日本人の食感に合うようにしたところが、すごいところです。塩瀬の作り方も、師匠のブログで初めて知りました。知らなくてもなんということはないのですけれど、知っていた方がもっと楽しいですね。
Commented by amamori120 at 2006-01-27 22:35
>CHEDSさん 今でも、機械化せず、すべて手作りだそうです。

後ほど再訪します。
Commented by amamori120 at 2006-01-27 22:37
> pecochan77さん  アナタに教わった古賀音庵にも寄ってみようかと思ってます♪
Commented by amamori120 at 2006-01-27 22:45
>jsbyさん  「塩瀬饅頭」のことは、よくご存じだと思いますが、中学か高校の時、舟橋聖一の小説(芸者・小夏シリーズ)で知って、密かに憧れていました。もう、ん十年も前のことです。
仰有る通り、「塩瀬」のことを知って、この饅頭を頂くと、ひと味以上違いますね。
Commented by Theo_C at 2006-01-27 23:16
林浄因さんをつかまえて 甘党だったのでしょうか?と仰れる
amamoriさんは さすがです。。。
Commented by amamori120 at 2006-01-27 23:35
>テオさん 三国志に出てくる諸葛孔明が命じて作らせた饅頭というものは、羊と豚の肉を麺に包んで人の頭部をかたどったもので、建仁寺の竜山和尚は元に留学中によくこれを食べたといいます。饅頭を作っていた林浄因が、その和尚にくっついて、日本に来て奈良饅頭を作り始めた訳ですが、果たしてそれが現行の饅頭と同じであったかどうか、甘いお菓子であったかどうか確認できないんです。
Commented by yuriey55 at 2006-01-28 00:29
雨漏りさんは、ほんとうに甘いものがお好きなんですね。
和菓子も洋菓子もどちらもお好きですか?
Commented by loja-de-feliz at 2006-01-28 01:22
うむ、いかにも正統派のお饅頭って感じですね~(^^)
「山芋入り」のお好み焼き、と言われると、即注文してしまう私。
「大和芋入り」と言う所に、好・反・応してしまいましたぁ!
Commented by sweets25 at 2006-01-28 03:55
塩瀬のお饅頭は、ちょうどよい甘さで私は好きです。
食べるたびに上品な甘さ・・・という言葉が似合っている気がしてます。
先日頂いた花びら餅もここのでしたが、ほんのり甘くて、
よいお味でした(^^)
Commented by amamori120 at 2006-01-28 09:31
>yuriey55さん 子供の頃から酒飲めませ~ん ので甘党に走ったのじゃないでしょうか。 種類を問わずスイーツ大好きですが、和菓子のほうが体にいいような気がしてきました。
Commented by amamori120 at 2006-01-28 09:35
>felizさん 正統派 将に我が意を得たり です! 
好・反・応して頂いて有難うございます。
継続は力なり、ですが650年とはねえ。
Commented by amamori120 at 2006-01-28 09:42
>sweets25さん 仰有るとおりですね。  上品さというのは、ほどよい、とほぼ同義なんですね。 季節商品の花びら餅も試してみたかった・・
Commented by kazue1957 at 2006-01-28 09:50
塩瀬の名前は知っておりますが
食したことは・・どうかなあ?不明。

鹿児島のかるかん饅頭も大和いもかながいもを
使っているようですね。
しっとり感はありますが
それほど好みの饅頭ではありません。
Commented by amamori120 at 2006-01-28 10:01
>kazueさん かるかんも私は好きですよ。
この塩瀬饅頭も外見は際だったところはありませんが、一度意識的に食されれば、普通に好きになると思います。
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by amamori120 | 2006-01-27 18:41 | 鎌倉 | Trackback | Comments(16)