小西千鶴「和菓子のはなし」

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2004.7 旭屋出版・刊 ¥1,575  06.1.16読了

次回UP予定の、亀井千歩子「日本の菓子」は関係者じゃないとgetできない菓子を扱った本ですが、本書は一般に市販されてる和菓子の全てを語る本です。

先ず、和菓子のルーツを探り、次ぎに古来からの伝統行事にまつわる和菓子に触れ、そして各論に入ります。
★まんじゅう:中国から伝わり日本で独自の発展をみました。
        ブロ友jsbyさんに教わった、佐賀県多久市の”多久饅頭”も
        採り上げられています。
★団子:日本最古の和菓子だそうです。京都・亀屋清水の”清浄歓喜団”
     のことがよく分かりました。
★羊羹:もともとは、中国で羊肉を主とする、”あつもの(羹)”だった。
      棹物の、煉り羊羹・蒸し羊羹、水羊羹が代表的なもの。
      京都・伏見の『総本家駿河屋』と『虎屋』が双璧ですね。
★煎餅:弘法大師が伝えたと言われます。
     埼玉・草加は何故煎餅で有名なんでしょう?
★豆菓子:麻布十番『豆源』 銀座『銀座鹿ノ子』 京都『豆政』など。
★干菓子(打ち物、落雁):加賀『森八』の”長生殿”など。

これで殆どの和菓子を網羅したことになりますね。
最後に、各流派の茶道と菓子について詳細に述べられています。
先日UPした ”花びら餅”のこと、更に勉強できました。

北海道から沖縄まで、各地の、各分野の和菓子について、よくもまあ、こんなに食べ歩いたものと感嘆おくあたわざるものがあります。
         
by amamori120 | 2006-01-20 00:21 | 家人Tのぐうたら日記