新年の俳句と詩
2006年 01月 02日☆屠蘇の香によはいかさねてはなやげる (松野加寿女)
☆鶯やささやいてとる歌がるた (木導)
☆をけら火のこぼれて遠くちりにけり (小西米太)
☆数の子を噛む音風のなかりけり (野村喜舟)
☆とし玉や抱ありく子に小人形 (召波)
☆紅白の切山椒を打ち重ね (増田手古奈)
☆振り出しへ戻りて遠き絵双六 (山口幻花)
☆寝正月大和島根の浮くままに (中島月笠)
☆わすれては眼鏡拭ふや初暦 (也有)
☆世のさまのしかはあれども初日影 (富安風生)
☆初暦知らぬ月日の美しく (吉屋信子)
☆書くことは去年と似たり初日記 (あつし)
★新年来たり
門松は白く光れり。
道路みな霜に凍りて
冬の凛烈たる寒気の中
地球はその週暦を新たにするか。(萩原朔太郎)


初暦


