LOVE (愛)

" ソーク。 ”
五七五にとらわれず、フリースタイルで、俳句のようなもの、つまり短文だそうです。
雑誌”鳩よ”に投稿された何万という膨大な投句から、永六輔さんが選んで一冊に纏めた本があります。
その基準は 1 自由
        2 新しい感性
        3 遊び        この3点です。
「短い文章というのは、読み手の想像力がプラスされることで完成するものだ。」と永さんは、仰有ってます。

永さんが選んだ中から、さらに雨漏りの感性(たいしたものではありませんが)に引っかかったものを、ご紹介したいと思います。
想像力を目一杯働かせて、お読み下さい。

(なお、このシリーズは、カテゴリー ソーク に纏めてありますので、お暇と興味のある方は、そちらもご覧下さい)

  今回は””です。


☆恋果てて虫歯治療に通い出す

☆恋はクイズで、愛はパズルだ
  (永さん注 創句は名言なのでありますヨ)

☆処女捨てる前夜に檸檬をひとかじり

☆目覚ましをかけなくていい夜
  一人じゃない

☆好きだけどだけどの先にある生活





☆私の心はフクザツなのに
  簡単にほどいてしまうのだあれ?

☆玉葱いためる
  ジェラシー 透明になるまで
   (永さん注 料理は平静な心でなどと言いますが、玉葱はイライラしながら炒めたほうがよろしい。)

☆帰り際の君の涙は反則だ

☆同権と言いつつ女 泣いて勝つ

☆耳たぶを咬まれたまま、朝

☆失敗は性交がもと
   (某氏注 性交が成功して玉の輿   失礼!)

☆事情があって、ふたりです

☆失恋が想い出にかわるまで八時間
   (永さん注 八時間という具体的な数字が妙におかしい。)

☆今や男の中には男一匹どころか
  一匹二匹と数えたい男がいる。
   (雨漏り注 反省します!)

☆君は僕の夏だったのかもしれない
   (雨漏り注 辻邦生か辻井喬が言いそうですね)

☆綺麗な女は空気抵抗が少ない
   (雨漏り注 ○○は空気抵抗多いからなあ)

☆ダックスフント連れて女の脚線美

☆だまされながら 手口の透ける 悲しみ

☆愛しているから許せない
  愛しているから許すしかない

☆男には男さえ産めないのね

☆疲れたと 去った女房 疲れとれたかい
  (永さん注 最後の問いかけはオカシイ!)

☆来い。俺の心に土足で来い。

☆子の父を奪う女の細い首
   (永さん注 子・父・女の関係がこんなに短い言葉でまとまるんですね)

☆愛人と結婚する馬鹿

☆女は体の中に紅を持っている 

☆帰る国が違うので別れた

☆眠れる俺の美女

☆怖いのは、振られた直後の一目惚れ

☆火照るムスコ、やめとく勇気

☆手首に傷を持つ女 

☆右目でしっかり世の中を見て
  左目でちゃっかり君も見ている

☆あなたが見つめる わたしになりたい

☆鼻炎が邪魔した夜だった


ただの駄洒落、川柳に負けない批判、感性だけに訴える現代句、幼児のような一言
これが創句(ソーク)です。

アナタはどれが面白かったでしょうか?


LOVE (愛)_d0065324_22402223.jpg
年、マリエンバート (嘘)  去年、京都大原 三千院で
by amamori120 | 2005-10-27 22:27 | ソーク