漢字の勉強 1

森鴎外や夏目漱石を引き合いに出すのは、身の程知らずも甚だしいと、自分でも思いますが、彼らの著作(書簡集含む)を読むと、自分の漢学・漢字の力の無さには絶望的になります。
勉強して、1ミリでも彼らの域に近づきたいと願っている雨漏りです。

ところで、漢字は文字通り中国で作られ、朝鮮経由で日本に伝わった訳ですが、漢字の日本化の過程で色々と興味深いことが起きています。

所謂「百姓読み」と「湯桶読み」というのがあります。

漢字の字面だけを見て、中国の原音にない音(おん)をつけるのが「百姓読み」だそうで次のようなのがそれです。

      百姓読み     正しい音(おん)

洗滌   せんじょう     せいでき

消耗   しょうもう      しょうこう

耗弱   もうじゃく      こうじゃく

膏肓   こうもう       こうこう

真諦   しんてい      しんたい

残滓   ざんさい      ざんし

矜持   きんじ        きょうじ

莫逆   ばくいぎゃく    ばくげき

堪能   たんのう      かんのう

輸出   ゆしゅつ      しゅしゅつ

攪乱   かくらん      こうらん

垂涎   すいえん     すいぜん

直裁   ちょくさい     ちょくせつ    等々

今日では、百姓読みの方が正しいとさえ思われるに至ってますが、私は、いくつかについては斜線にした方がピンと来ます。他は百姓読みをしています。  皆さんは如何でしょう?

湯桶読み」は、次回。


漢字の勉強 1_d0065324_235073.jpg
          京都 イノダコーヒ本店  ”京の朝食”
      (本文には無関係ですが、文字だけじゃ寂しいので)
  
by amamori120 | 2005-10-25 23:36 | 漢字の勉強(京都の地名 他)