風流堂サンの花歌暦 文月
2011年 07月 01日今月も、、日本三大銘菓の第一、山川の風流堂サンの花歌暦から始めたいと思います ♪
最後に、風流堂サンの涼菓をご紹介
画は、いつもの十河勝一氏です。
和泉式部 978年頃~没年不詳
平安時代中期の歌人。中古三十六歌仙の一人。和泉守橘道貞の妻となったことから「和泉式部」と呼ばれる。和歌の才能に秀でている一方で恋愛遍歴が多く、藤原道長からは「浮かれ女」と評される。真情あふれる作風は特に恋歌によくあらわれており、当代の大歌人 藤原公任にも賞される、才能あふれる王朝歌人である。
↑ に依れば
紫式部日記の中の記述には、和泉式部の天賦の才能に対する嫉妬心が、ほの見えるようです。
天性の才があって、自然にいくらでも歌が口に湧き出るというスバラな才能。芸術家にとって、特に、詩人にとってはこんな結構なことはありませんね。天性の詩人という言葉が、紫式部の批評のなかでも窺われます。
文月
蓮
♪ 願はくは 暗きこの世の 闇を出でて
あかき蓮(はちす)の 身ともならばや
甘草(忘れ草)
♪ 忘れ草 摘みけるたびと 住吉の
岸にこすまで 浪の立てかし
それでは、天下の名店、風流堂サンの涼菓を♪
イラスト by 風流堂サンのお嬢さん
如何でせう?
天下の大老舗にして、このラヴリーな涼菓を作られることに、拙は心よりの感動を覚えるのですが?