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TVで「三の時効」、映画で「半落ち」。これが横山秀夫との出会いでした。
本屋に行けば、彼の新刊書が「平積み」されているし、都内某区立中央図書館の知人にも勧められたのに、あまり彼の「本」を読む気になれなかったのは何故だろう?
影踏み」も大分前にgetしてあったのに、ずっと積ン読の状態でした。それが今回、SNOOPYさんの記事に触発されて、やっと読む気になりました。
読み出したら、これが面白い。スルッと読了してしまいました。
2003.11 詳伝社・刊 ¥1,785  05.7.31 読了

そして本日 「ルパンの消息」「震度0」を買っちゃいました。

さて本書ですが、ミステリーですからネタバレさせる訳にはいきませんが、軽く触れると;
主人公の真壁修一は”泥棒”だ。忍び込み専門の、サツ用語でノビというやつですね。”ノビカベ”という異名まで持っている。司法試験合格も間違いなしと言われた優秀な法学部学生だった彼が何故、泥的になったのか?それは、彼の”影”である双子の弟、啓二が、父母と共に火事で焼け死んだのが大きな原因だった。
物語は彼が刑務所から出所するところから始まる。恋人の久子は迎えに来なかった。
彼が懲役を喰らう破目になった最後のヤマの”謎”の解明に向けて行動を始める。生活費を稼ぐため適度にヤマも踏む。深夜、寝静まった家に忍び込み、主人夫婦が就寝している部屋に入って行くときの描写なんかとても迫真的で、こっちがドキドキするほどの巧さ。
最後のヤマ。そこで修一が見たものは眠っている夫婦だが、女房のハッとするほど真っ白なうなじを目にして、これは眠ってないと感じた。そして何故か、女房が亭主に殺意を持っていると直感した。何故? 何故? 何故?
この”謎”を追って物語は進む。
彼の”影”である啓二の死の真相も明らかにされる。
# by amamori120 | 2005-08-11 18:33 | 横山秀夫を読む | Trackback | Comments(21)

先週、家人の体調不良で果たさなかった「亡国のイージス」、昨夕、観てきました。ご覧になった方、未見の方のために、いつものようにグタグタ書かないことにします。
パンフをスキャンしたものを載せますので、思い出すなり、想像するなりして、楽しんでいただければと思います。
先々週、観た「宇宙戦争」より、ずっと面白かったですよ。
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主演の真田広之が、いいオヤジ振りになっていましたね。とても好感が持てました。
寺尾聡中井貴一はキッチリ役に嵌っています。
佐藤浩市岸辺一徳と同期という設定らしいが、ちょっと若すぎる。
チェ・ミンソは何の為に登場するのか、よく分からない。
佐川満男が出ていたらしいが家人も私も全く気付かず。
その他、映画、TVで見掛ける連中がワンサと出ています。
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# by amamori120 | 2005-08-10 08:47 | 映画 | Trackback(2) | Comments(14)

JOB (仕事)

前回のEAT(食べる) に続いて、今回は JOB(仕事)です。

☆ 作物と 会話が出来ず 百姓やめた

☆ 痛ければ言え歯科医の意地の底

☆ 囁きかけるように女医と書いてある
  産婦人科の看板よ

☆ 飛行士にも冒険家にもなれず
  荷物積む

☆ 暗がりでマネキンの服を脱がせる

☆ 働かされているワイパーが淋しい

☆ ライバルにもう追いつけぬ日の寒さ

☆ 電車の吊革は高いか低いか

☆ 糞した分だけ 働けや

☆ ただ金の為だけの仕事終え
  電柱に頭突き

☆ 徹マンの次の日、徹夜で寝た

☆ 過不足なく働き、何か足りない

☆ 秘書秘書話

☆ 生理休暇をまとめてとった

☆ 敬遠の仲

☆ 無礼なほど礼儀正しい

☆ 机の上を整理す 所在なし

☆ 肩書きがなくて祝電略される

☆ 信じていたら掬われた

☆ 福利厚生過労死認定制度有

☆ 死ぬ気でやると言って死んでしまった

☆ 山で死んだ奴を笑い
  海で死んだ奴を馬鹿にし
  あいつは仕事で死んだ


皆さん、どれか面白いと感じるのがありましたか?

選者の永六輔さんは、ラジオ派ですが、いい言葉をご紹介します。
「五感の中の聴覚の記憶のほうが深く沈んでいる・・・目は忘れても耳は忘れないということがラジオ派の誇り・・・」

次回は LIFE (暮らし) です。
# by amamori120 | 2005-08-09 10:57 | ソーク | Trackback | Comments(8)

笹倉 明 「悲郷」

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著者・笹倉 明は、「海を越えた者たち」で、第4回すばる文学賞佳作。
1988年 「漂流裁判」で第6回サントリーミステリー大賞受賞。
1989年 「遠い国からの殺人者」で第101回直木賞を受賞しています。
初期の頃から割と彼の本を読んできました。my書棚にも10冊ばかり並んでいます。
本書は、1989 講談社・刊  ¥1、100  やはり、雨漏り書斎主人らしく、これも読み漏らしていて、05.8.8 読了です。
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主人公のタケミは「旅の途中」にある。ケンブリッジ近くのファームキャンプ(農場共同体)で働くことにした。これは、イギリスに一時的に滞在する男女の旅行者に開放されていて、ここでは正式の労働許可証も不要で、仕事は、じゃがいも堀(ポテト・ピッキング)と林檎摘み(アップル・ピッキング)がメイン。「世界各地からの若者が、旅の途中で余暇を過ごし、旅費の一助とするには最適の職場であろう」と謳われているが、実際にはなかなかそういう訳にはいかない。見たところ、それらしき者は極めて少なく、幅広い年齢層にわたる労働者の寄り集まりだった。

何週間か、ここで働くうちに、アイルランドのトム、ウガンダのチャーリー、スコットランドのウィルソン氏と親しくなっていく。
労働はキツク、ペイは少ない。楽しみはキャンプ内のバーで飲むビール。私など、スウイーツのないところでは二日と保たないだろう。

元はドイツ人捕虜の収容所だったという宿舎は、木造で、左右二列にベッドがずらりと並んでいる。木の扉を開けると、異臭が鼻をつく。汗、ほこり、煙草のケムリ、人いきれ。一瞬、息苦しくなるほどムッとくる臭い。
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このキャンプには女子も居て、共同の食堂や、バーやピンポン場で彼女達と接触することがある。
或る日、東洋系の女子と知り合う。お約束ですね。
彼女はメイリーという「中国人」で、つき合いが深まっていくが、「中国人」と「」で、くくったのは、人種的に中国人というだけで、インドネシアから来たという。所謂華僑というやつ。
つき合いが進んで、二人は愛し合うようになる。そして労働シーズンの終わりが近づき、二人は一緒にこのキャンプを去る。

「私、本当は、中国人だなんて思いたくないの」
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「私には、二度と見たくない国が一つだけあるの」
「それがインドネシア?」
「その音も聞きたくないくらいよ」
メイリーの声が不意に震えた。
 -----------
「どこか、反感も敵意も持たれることのない国へ、どんな差別も偏見もない土地へ私は行きたかった」



「悲郷」という、この小説の本当の主人公は、美麗(メイリー)だった。

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# by amamori120 | 2005-08-08 20:39 | 読後感・本の紹介 | Trackback | Comments(2)

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2000.3  集英社・刊  ¥2100   05.7.30 読了


森 雅裕については、以前、モーツァルトは子守唄を歌わない をUPしましたが、今回は時代物です。
化粧槍とんぼ切り というタイトル通り、或る名槍にまつわる多くの人々の物語です。(少しネタバレさせます)


徳川譜代の有力家臣、本多忠勝の娘、稲が主人公。同族だが、それほど親交のない本多正信の娘、一重が真田信幸に嫁ぐことになっていたが、不慮の災難で、急遽、稲にお鉢が回ってきた。稲は家康の養女の体裁をとり、真田の嫡男の正室となった。絶世の美女と謳われた一重にふりかかった災難とは?これが二人の女の運命を大きく狂わすことになるのだが、事の次第は終盤に明らかにされる。

稲が嫁いだ真田家は、義父昌幸と義弟幸村が豊臣につき、夫の信幸は徳川に忠誠を誓う。父・兄・弟が敵同士になる訳だが、これは、稀代の策士で、家康にも苦汁を飲ませた昌幸の、真田家存続策だった。徳川方での信幸の立場は微妙だったが、稲は家康の養女という立場を活用して、お家存続の努力をする。

一方、武系の本多忠勝に対し、文系の本多正信は大名取りつぶしを推進しているが、忠勝の愛用する名槍とんぼ切りが、徳川家に仇なす、村正の作だと言い出す。実際に、正寛という名で登場する刀匠は、別名・村正であり、銘こそ正寛だが、この名槍とんぼ切りを作ったのは彼だった。
自分の娘・一重が嫁ぐ筈だった真田家に嫁した稲の父親忠勝を追い落とそうとする正信の企みは成功するのか?
大坂冬の陣、夏の陣における両真田家の運命は?
名槍とんぼ切りはどうなる?

史実をよく調べ、それに作家の想像力を加えて、面白い読み物に仕上がっていて、一気に、楽しく読了できました。
# by amamori120 | 2005-08-07 21:28 | 時代小説を読む | Trackback | Comments(2)

水まんじゅう を楽しむ

甘党キング します。
東北旅行の疲れが少し残っているようなので、糖分を補給することにしました。前にUPした、アジサイ、玉露 等を買った店-倭屋(ヤマトヤ)-を覗いてみたら、水まんじゅう達 が居ました
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甘党キング の尊称を奉ってくださった Ninukitchen日記 さんのコメントじゃないが、こんな可愛い奴らを見つけたからには、家へ連れて帰らない訳にはいきません。

よく冷やしてやり、庭からモミジの葉っぱを取ってきて、記念撮影です。

ぷにょぷにょした肌、可憐な甘さ・・・水まんじゅうを堪能しました♪
# by amamori120 | 2005-08-06 20:51 | 甘党キングダム(倭屋) | Trackback | Comments(13)

盛岡冷麺とご対麺

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以前から、密かに 盛岡冷麺 とご対面いや対麺したいと思っていました。
今回の 青森ねぶた祭 旅行は、東京~盛岡が新幹線利用なので、時間があれば、なんとか初体験したいなと希望を持っていました。往きはダメでしたが、帰りに時間がとれたので、早速取りかかりました。  バスガイドさんからは ピョンピョンシャ へ行きなさいと助言を受けていました。駅前だから、すぐ分かるよと言われていたのですが、これが見つからない。時間も迫るし、駅ビルの地下ならなんとかなるだろうと行ってみたら、見事に 盛岡冷麺 の店を発見、飛び込みました。明明家 ミョンミョンや です。
私は普通盛り、家人はミニを注文。出てきたのが、これらです。
注文の際に辛さを聞かれて、初めてで分からないから中辛にしたのですが、家人には丁度よい辛さだったようです。しかし辛いのに強い私には少し辛さ不足でした。写真で見るほど辛くないんです。
でも冷麺独特の麺の腰の強さは理想的でした。
おつゆも、のどごしがよく、すーすー入って行きます。
林檎が甘かった。

盛岡冷麺  満足しました!
# by amamori120 | 2005-08-06 20:32 | フーズ、グルマン | Trackback | Comments(10)

市川左団次丈とニアミスしました。八戸グランドホテルでです。
8月2日夕、青森で ねぶた祭 を観た後、バスで長駆2時間、八戸で宿泊。3日朝、8時頃、ロビーでバスを待っていたら、付き人と共に、左団次丈がチェックアウトに降りてきました。そう言えば、昨夜のTVや今日の朝刊で、八戸三社大祭に、NHK「義経」に共演している石原さとみ?嬢と共に出演?した、と報じられていました。中肉中背、特徴のある大きな目ン玉。まさしく、金売り吉次でした。他の連中は全く気が付かなかったようでしたが、家人にだけは、そっと教えてやりました。

根がミーハーなもので、この、ちょっと嬉しいハプニングを先に書いてしまいましたが、さて本命の ねぶた祭 です。

無知蒙昧な私、青森ねぶた祭、弘前ねぷたまつり この二つしかないと思っていましたが、そうじゃなくて、青森県では、主要なものだけで、なんと11もあるんですね。ご参考までに列挙してみます。

浅虫温泉ねぶた祭り(青森市)
黒石ねぷたまつり(黒石市)
大湊ネブタ(むつ市)
弘前ねぷたまつり(弘前市)
ねぷた合同運行(田舎館村)
ひらかねぷた合同運行(平賀町)
青森ねぶた祭(青森市)
ねぷたまつり(尾上町)
五所川原立佞武多(五所川原市)
今別ねぶた祭り・荒馬踊り(今別町)
ねぶた祭り(外ケ浜町三厩)


NEBUTA、NEPUTA、NEFUTA という言い方があるようです。
その起源は定かではないようですが、奈良時代に中国から入った七夕祭りと、古来から北国青森にある習俗や精霊送り、人形、虫送り等の行事と一緒になり、変化を続けて今の形になったようです。夏のけだるさを流す、眠気を流す疲労回復の行事、津軽の言葉で”ねぶけを流す”ことから「ネブタ」になったという説が有力です。

30万人の観光客が訪れたとのことですが、近ツリのツアーで行ったので、桟敷席から、ゆったりと観られました。寝転んでも大丈夫なくらいのスペースでした。
夕6時50分開始、8時20分終了でした。今日は初日で、大型ねぶた13台、子供ねぶた15台、計28台が運行されました。なお、ねぶた1台の製作費は運行費を含めて約2千万円かかるそうです。ジモティの、この祭りにかける情熱のほどが窺われますね。それが超弩級の迫力となって観る者を圧倒しつくします。
ねぶたには、太鼓、横笛、ジャガラギと呼ばれる手振り鉦で構成されるオーケストラいや楽隊いや、お囃子方と大勢のハネトが従いて回り、その演奏?は見事で、飛び跳ねるハネトの熱狂的なハネには、思わず立ち上がって拍手なり喝菜なりをさせずにはおかないものがありました。未見の方には、是非一度はご覧になるようお勧めいたします。

♪ラッセーラ ラッセーラ ラッセー ラッセー ラッセーラ♪

(青森ねぶた祭は、例年8月2日~6日まで開催されます。)
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# by amamori120 | 2005-08-04 09:28 | あれこれ | Trackback | Comments(28)

竹筒羊羹 etc

明日~明後日、家内に拉致されて東北へ旅行します。
コメントを頂いてもレスが遅れますので、ご了承下さい。

さて、タヌキとネコを見間違えたところ、夏バテで糖分が不足しているのでは?と怒られたので、早速、甘党キングします。怒った?のは、ブログ名「古都お気に召すまま」のkomu-qさん。

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いつもの商店街。 ”ちぐさ”という、地域では名店な和菓子屋さんです。
ここの売れ筋は 栗どらやき。 @190です。この店の、どらやきは、皮がフワフワしていて、アンコと栗の取り合わせが絶妙。上品な甘さで、かの有名な”桃六”さんのには未見参ですが、多分ひけをとらないと思っています。で、コレを買いに入ったのですが、ふと、よそ見をしたら 竹羊羹 が鎮座ましましてるではありませんか。 
夏限定だというから早速購入。こしあんと抹茶の2種類。どらやきもあることだし抹茶にしました。@300です。
よく冷やして頂いたのですが、竹の香りが移って、えもいわれぬ美味しさでした。お近くの方には是非tryして頂きたい尤物です。

糖分補給の上、再見したら、やはりタヌキでした! komu-qさん、ご忠告ありがとう。
# by amamori120 | 2005-08-01 23:17 | 甘党キングダム(ちぐさ) | Trackback(1) | Comments(16)

面白グッズ 1

以前upしたのですが、記事管理をいじっているうちに、消えてしまったので、思い出しながら再作成です。(二度目の方、ごめんなさい。)

いつもの商店街を逍遥していると、貸し会場で、燕三条の金物フェアーというのが、かかっていました。「日本一の爪切り」という幟につられて入ってみました。爪切りの方は、たいしたことなかったんですが、代わりに面白いのを見つけました。コレです。↓
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これは一体何でしょう?  一見、眼鏡みたいですね。







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左右に引っ張ってみました。

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# by amamori120 | 2005-07-31 10:36 | あれこれ | Trackback | Comments(6)

EAT (食べる)

マガジンハウスから出ている雑誌で「鳩よ!」というのがあるそうです。
これの俳句欄の枠をはずして、短文ならなんでもどうぞ、とやったところ、何万という投句があるそうです。これは ”創句(ソーク)” と名付けられています。不定型の自由詩ですね。
ソープ(ランド)の小沢昭一サンに対抗して、永六輔サンのことをソーク派と、筑紫哲也サンが命名しました。
永 さんが選者となって、面白い、と取り上げた中から、さらに雨漏りが面白い、と感じたものを、ご紹介します。
分野ごとに紹介していきますが、今回は ETA (食べる) です。

☆私の妻は見て美味しい料理が得意です

☆焼き魚縦に置くこの家の食卓

☆豆腐の味噌汁は嫌いなんだと十五年目になって言う夫

☆平和です。 朝の牛乳

☆肉じゃがのしらたきが好き

☆となりのトロロ

☆コンニャクはメランコリック

☆夜中にプリンはふるえてる

☆特上ちらしのデンブの気持ち

☆漢字で書かれたいバナナ

☆ミカンを描こうと思ったが喰った

☆林檎剥く誰も気付かぬ誕生日

☆積んである西瓜の一番下のが欲しい

☆それきりのつき合いだった、紙コップ

☆本心を聞いてみたさのお茶を注ぎ

☆「シベリア」は
 懐かしいお菓子です

☆それなりに旨い蕎麦屋のライスカレー

☆経済大国の隅っこで
 目刺しを焼いている僕



皆さんは、どれが面白いと、お感じでしょうか?

選者の永さんの、味のある言葉も、ご紹介しておきます。

おいしさの記憶というのは、”いつ、どこで誰と一緒に食べたあれ”というように場所や人間と結びついて残っている。だから、”おいしい”というセリフは実は、すごく贅沢なことで・・・・・人は、それぞれの人間関係の中においしいものの地図がある。地図の中に、おいしい場所をたくさん持っている人は、自分で思う以上にとても贅沢な生き方をしているのだ。
# by amamori120 | 2005-07-31 00:32 | ソーク | Trackback | Comments(10)

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上から   KJ FIGHT CAMP
       新小岩なか内科
       樋口整形外科
       明き
       大井医院
       薬局ぽっぽ

新小岩駅から平和橋通りへ歩5~6分の所に、通りに面して在る、所謂ペンシル・ビルです。つまり、鉛筆みたく細長~いビルです。
容積は兎も角、内容はまさにメディカルなビルですね。
”プラザ”というのが少し引っかかりますが。

最上階の KJ FIGHT CAMP サンですが、何をやるところなのか正確には、よく分かりません。FIGHTをもってリハビリでもやるCAMPですかね?

新小岩なか内科サン。院長さんが、中さんか、那珂さんと仰有るんでしょうね。多分、中さんの公算大ですね。新小岩内科じゃ、ちょっとねえ。

樋口サン、大井さんは飛ばして、1階の 薬局ぽっぽサン。
可愛らしいネーミングで、お子さん達には好評かも知れませんが、ここの売り上げのいくらかが、各フロアーの先生方の ぽっぽ に入るんだろうと、考える人もいるかもしれません。

暑い夏が始まりました。健康に気を付けて、ドクター達の ぽっぽ を膨らませないように致しましょう。(身内や親戚にドクターのいらっしゃる方、ごめんなさい)
# by amamori120 | 2005-07-28 22:59 | 妄想 | Trackback | Comments(10)

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2002.12 徳間書店・刊  ¥1,890   05.7.25 読了

中国物といえば、私には、陳舜臣と、この伴野 朗(ともの・ろう)でした。最近は、宮城谷昌光が人気を得ていますね。数冊読みましたが、やさしい文章で読みやすく、誠ににむべなるかな、という感じでした。

それはそれとして、伴野 朗です。昭和51年度の乱歩賞受賞の「五十万年の死角」以来、ずっと彼に従いて来ました。来ました、と言うのは、先年惜しくも亡くなったからです。朝日新聞の記者を永年やり、上海支局長も務めたことがあります。

my書棚を見ると、50数冊ほどが並んでいます。伴野作品は殆どカヴァーしたつもりですが、何冊かは漏れがあります。雨漏り書斎というぐらいで、漏らすのは得意です。
本書も、その漏れていたうちの1冊です。

刎頚之交(ふんけいのまじわり)とは、お互いのためには、首をはねられて死んでも悔いのないほどの親しい交わり、を謂います。 
初出は「史記 廉頗・リン相如伝」だそうです。
この廉頗・リン相如の交わりこそ、漢(おとこ)と漢の付き合い方としては至上の境地にあるものと私は確信しています。

例の、ロッキード事件当時、土建屋上がりの政治屋とフィクサーの関係が、これだと謂われたことがありましたが、朝日の記者だった著者は、とても苦々しく思っていたようです。著者のみならず、まっとうな人達も、そう感じ取った筈です。

さて、物語は紀元前281年から始まります。当時の中国は戦国時代で、趙、魏、韓、斉、楚、燕、秦の7カ国がサバイバル・ゲームを展開していました。廉頗・リン相如は傾きかけた趙の屋台骨を必死に支えようとした英傑です。邯鄲というのは趙の都です。

文のリン相如、武の廉頗が車の両輪となって、衰退する趙の運命を変えることが出来るのか・・・


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# by amamori120 | 2005-07-27 23:10 | 読後感・本の紹介 | Trackback | Comments(7)

今日のスウイーツ

”甘党キング”の雨漏り書斎です。この尊称?はUSA/OHIO州ご在住、Ninukitchen日記さんより奉られたものです。よって、自今は、敢えて
”甘党キング”を僭称させて頂きます♪
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今日は、台風7号の影響でか、むしむしする一日でした。91~99%RHだから当然ですね。

さて、いつもの商店街を歩いていたら、私を呼ぶのがいるんです。
呼んだのは、↑↓この連中です。

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あじさい です。

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玉露 です。

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みたらし団  です。


みたらし団子は見た目、少し暑苦しいですが、 あじさい、玉露 は、いかにも涼しげで、頂いてみると、程良い甘さが上品で、熱い日本茶に、よく合いました。一日の疲れも癒されました。
# by amamori120 | 2005-07-26 18:17 | 甘党キングダム(倭屋) | Trackback | Comments(42)

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久しぶりに密室トリックを堪能しました。
2004.4 角川書店・刊  ¥1,680   05.7.22 読了

少しネタバレさせます。日曜の昼下がり、株式上場を目前に、出社を余儀なくされた介護会社の役員たち。エレベーターには暗証番号(これを知らないと12Fの役員フロアに行かれない)、廊下には監視カメラ、有人のフロア(B1F,1Fにはガードマン。廊下には秘書たち)。厳重なセキュリティを破り、自室で社長は撲殺された。凶器は見当たらない、殺害方法も見当がつかない。すべてが不明のまま逮捕されたのは、続き扉の向こう(コネクティング・ルーム)で仮眠をとっていた専務・久永だった。青砥純子は、弁護を担当することになった久永の無実を信じ、密室の謎を解くべく、防犯コンサルタントの榎本径を訪れるが、のっけから、シャーロック・ホ-ムズされ、戸惑いつつも彼の能力を頼るようになる・・・

この著者、4年半ぶりの新作だそうですが、成る程、満を持して発表しただけのことはあり、実に見事な、抜群の密室物でした。
タイトルの硝子のハンマー、思わせぶりなタイトルですが、これが大ヒントです。
# by amamori120 | 2005-07-25 21:37 | 読後感・本の紹介 | Trackback(1) | Comments(10)

地震お見舞い

都内及び近県の皆様、大丈夫ですか?
大きなヤツでしたね。
ウチは被害ゼロです。

(さ・え・らサンに倣いました。)
# by amamori120 | 2005-07-23 19:33 | あれこれ | Trackback(1) | Comments(6)

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1995 NTT出版・刊 ¥1,300   05.7.16読了

あとがき を先に読むという悪癖?の持ち主たる私ですが、今回もその例にもれず、やはり先に読んじゃいました。
それによれば 「フランスの中心はパリだが、パリに住む人のほとんどは地方出身者である。なのにパリでは、地方菓子がほとんど見られない。多くの地方菓子は、その土地で産出される素材や、そのお菓子にまつわるストーリーを背景にしているため、その地方でしか作られていないのである。地方の産物を用いた田舎のおばあちゃんの、また、理由あって作った修道女の、あるいは土地土地に伝わるキリスト教のお祭りのお菓子などを通して、フランスという国の性格や歴史を学ぶことができた。地方菓子は、フランスそのものを伝える文化である。」
ということで、著者はフランス全土を踏破、見事なお菓子紀行をなしとげました。訪問先の概念図を下に掲げます。
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○印で囲まれたパリ地方を除き、それぞれの地方を尋ね、特有のお菓子を探しまくる訳ですが、上手く邂逅できたり、幻に終わったりします。
詳述の煩を避け、目次のみを掲出します。 あとは想像力を働かせて、お楽しみ下さい。

美食部長はフォアグラのおなか   シャンパーニュ
マクドナルドとフロランティーヌ    ロレーヌ
クグロフの真実             アルザス
ガトー・サヴォワはもうなかった   アルプス
ディジョンのフクロウ          ブルゴーニュ
タクシーの運転手がレシピをくれた リヨン
パリっ子の嫌いなクレープとは   ブルターニュ
雨とリンゴの関係            ノルマンディー
かあちゃんに逃げられたパン屋   プロヴァンス
「海のセミ、ください」          コートダジュール
ミシュランなんてどうでもいい    ラングドック
カヌレ型の後悔            南西部
「ワタシ、ニネン、ニホンニイマシタ」 ロワール
クラフティーはどこ?         中央高地
 

フランスのお菓子だけじゃなく、歴史、地理、風土など色々勉強できる本でした。
# by amamori120 | 2005-07-23 17:03 | 甘党キングダム(書籍等) | Trackback | Comments(6)

スウイーツ大好き人間の私ですが、パン菓子では何故かシナモンロールが好きです。
最近あまり人気がないらしく、ミスドでも置いてない店が多いし、専門店のシナボンも、もう、お台場店しかないようです。コンビニでも見当たりません。シナモンロール派としては誠に淋しいものがあります。
以下、ここ2,3ヶ月の間にgetしたシナモンロールをオンパレードします。
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新京成・北習志野駅前 マロンド にて
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ドトール にて
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スタバ にて
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BAKERY CAFE 神戸屋 にて
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量産品の pascoです。
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新小岩ルミエール商店街 サンメリーズ にて
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タリーズ にて
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サンジェルマンにて (これのみシナモンアップルです)
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7/24 オリンピックにて
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8/24追加 家人Tが作りました。
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9/24追加  サン・エトワール(I.Y 幕張店)
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11/7追加 サン・エトワール松戸・常磐平店
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10/29追加  ケンタ津田沼店にて (けーこさんの情報による)
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10/31追加  おかやま工房さんの作品 (けーこさん ご提供)
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11/24追加  丸の内 DEAN & DELUCA にて
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11/29
追加 ヨークマート習志野台店内ベーカリーにて
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12/3 ララポート パン工房 青い麦 にて
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06.1.23
イオン津田沼 パン工場 にて

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06.2.15
船橋東武 ホテル・オークラにて
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06.3.18 Hilton Tokyou Bay パティッスリーにて

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06.3.28 海浜幕張 Cafe Croissant にて

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06.5.31
ベッカー 神楽坂店にて
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ドイツパン屋さんで、ダイフクも。
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06.6.27 大手町駅 アートコーヒーにて
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06.10.3 北習志野・新西友にて

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06.10.20 ヨークマート習志野台店にて

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06.10.22 お台場アクアシティ  シナボン にて

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06.11.3
海浜幕張 ニューオータニ内 patisserie SATUKIにて

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06.12.5 関越道・上里S.Aにて

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07.3 千葉ニュータウン中央  イオン内Panday’sにて


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07.4.29 銀座木村屋総本店  船橋東武にて


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07.5.26 オリンピックにて  伊藤製パン

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07.6.10 新丸ビル 成城石井にて

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07.6.10 新丸ビル ig cafe にて

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07.8.23
日光金谷ホテル・ベイカリー  船橋東武にて

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07.10.17 船橋アンデルセン公園にて

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07.10.13 オフ会@新小岩  TXより、あや姐さん おみやげ

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07.11.13  東京駅構内 サンピエロにて


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07.11.21 船橋東武 ベッカライカフェ・リンデにて


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08.8.19
印西牧の原 BIG HOP アルマンド・ヒロにて



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ホテルオークラ 09.1 船橋東武にて



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09.1 白井  Tous にて



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09.4 大阪難波 タイムズデリーにて


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09.4 船橋東武 木村屋総本店にて


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09.6.22 新小岩駅 サンディーヌEXPRESSにて


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09.7.2 船橋東武 マルホンにて


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09.8.25 船橋東武 栃木・福島物産展にて


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09.8.27 ララポート CAFE MADU にて


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09.9 ちびままさん作



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09.10.8
船橋FACEビル HEARTH BROW にて


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09.12.21 ヨークマート習志野台店にて


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09.12.31 京成津田沼駅マッターホルンにて



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10.1.5 千葉ニュータウン中央  Pandaysにて


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10.1.15
京成バラ園内 サンブレッタにて



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22.3.10
スーパートウズにて


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22.6.13 スーパートウズにて



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22.8.11 セヴンイレヴン 船橋日大前店にて


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22.9.29銀座三越ジョアン/パリにて


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23.7 流山おおたかの森 ZOKAにて


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24.11.10 あんぽんたんシナモンロール   イオン津田沼にて



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25.2.22 目白駅前 ANTENDO にて


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25.5.5 イオンにて


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25.6.7神戸元町 ベイカリーイスズ にて


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25.6.8 神戸メリケンパーク オリエンタルホテルにて


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25.10.10 イオンヤチミド KALDI にて


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25.11.1 成城石井 お茶の水ソライティ店にて


これ以外に美味しいシナモンロールを売る店がありましたら、ご一報下さい。飛んで買いに行きますから。
# by amamori120 | 2005-07-22 10:45 | シナモンロール・ハンター | Trackback(3) | Comments(43)

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これは昭和55年~56年に「小説新潮」に連載され、昭和56年に直木賞を受賞した青島幸男さんの作品です。
「ぴいひゃらどんどん」「繁盛にほんばし弁菊」 に続く青島さんのルーツ三部作の最終巻となります。ですから青島さんも、幸二という名前で登場します。彼は、ご幼少の砌、虚弱な子供で胸を患ったりして、25才まで保てば、それ以降は丈夫になるなどと言われたりしていたようです。

さて、主人公は、謙一、幸二兄弟の母、ハナさんです。(↑の系図を参照下さい。)父の次郎さんも出ますが、なんといっても主役はハナさんです。幸二達からは祖父母にあたる謙二・こう夫婦は、もうすっかりご隠居さんです。この夫婦の代に始まった、仕出し弁当屋の”弁菊”も、日本橋堀留町で大繁盛しているのですが、これを実際に切り盛りしているのはハナさんなんです。あまり活躍しない亭主の次郎さんは、兵隊としては優秀だったらしく、支那事変(日中戦争)にも召集されてしまう。(戦争末期にも、また召集される。)
昭和20年に入り、日本本土への空襲が激化し、延焼防止のため弁菊は取り壊されてしまう。
そして戦後、弁菊のあった場所の近くで、今度は旅館を始める。祖父母は弁菊の名に拘ったが、主役は名実共にハナさん。”花屋旅館”の看板を掲げることになった。場所が良くて、この旅館も繁盛するが、女中頭が辞め、自分ですぐ近くに旅館を開業して、花屋旅館の客を奪ったり、次郎さんが浮気をしたり、そして52才で若死にしたり、丙午のハナさんの苦労の種は尽きない・・・      05.7.13読了  1981新潮社・刊 ¥880
# by amamori120 | 2005-07-20 22:58 | 読後感・本の紹介 | Trackback | Comments(4)

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著者を思わせる主人公・松島慎一は、JALらしき航空会社のチーフパーサー。180センチの長身で、すごいハンサム(ここだけは違うかも)で、ボクシングはプロ並み、英語力も、高校の時、アメリカに留学しただけあって本国人並み。
航空会社に入る前に勤めた映画会社にいた時、その会社のどの女優より綺麗と言われた社長秘書と結婚しているが、そのくせ、スチュワーデスその他多くの女性とのラブアフェアーを楽しんでいる。
実は、この男、チーフパーサーという表の顔以外に裏の顔も持っていて、密かに億という金をUSAの銀行に貯め込んでいる。そして、また、これまでにないほどの大きな”仕事”を見つけた・・・

各章名が、ブロック・アウトとかラン・アップ、トラブル・シュートetc 航空関係用語を当てはめていて興味深い。

とにかく、暑さをフッ飛ばす面白い小説です。 
1988.3  講談社・刊 ¥1,050          05.7.17 読了
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# by amamori120 | 2005-07-18 09:59 | 読後感・本の紹介 | Trackback | Comments(4)

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小学館文庫¥670 (税込み)  2000.4 刊   05.7.11 読了

もともとファッション関係のカメラマンだった著者がイタリア及びイタリア料理に魅せられ、遂にイタリアに移住。何年かミラノで暮らしながら、イタリア料理の神髄を究めんと、半島だけじゃなくシチリアからサルディーニャまで彷徨した記録です。


「(イタリア人は)肉をふんだんに食べられなかった。国土が狭く、牛などの牧畜に適さない。」

「イタリア人は、不足がちな素材を巧みに料理することで、空腹を癒してきた。肉に代わるものを見出し、口にしたのである。パスタなども、肉を食べる前に食べれば、少ない肉で満腹感を得られるであろう。」

と述べていますが、成る程ね、という感じですね。

第1章 リストランテ

  「僕が、もっとも大事なことだと思っているのは、フランスならギャルソン、イタリアではカメリエーレが、とくに良くなくてはいけない。料理もさることながら、リストランテの演出家たるケメリエーレの存在がすべてと言っていい。」
  「僕らがリストランテで食事するのは、家庭では味わえない料理を食べるというよりも、プロの美的なサービスを受けたいから・・・」

第2章  アンティパスティ
  
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上:トマトとモッツァレッラを交互に挟んだ前菜。
下:100%水牛の乳のモッツァレッラは見つけるのが困難になってきた。

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# by amamori120 | 2005-07-16 19:25 | 読後感・本の紹介 | Trackback | Comments(8)

我が家のシンボル

我が家のシンボル ハナミズキ。
ハナミズキが我が家の庭にやって来たのは28年前のこと。
その前、新築の我が家のシンボルは白樺3本だった。
しかし、我が家になつかず枯れてしまった。
二代目シンボル ハナミズキは二人の娘と共に、すくすく育ち、私は毎日ハナミズキを見上げてきた。二人の娘も嫁いで行ったが、ハナミズキは、私と主人とともに生き続けている。
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最盛期のハナミズキ↑

謎の植木屋さん。

毎年、入梅前になると、28年間ずっと同じ植木屋さんに我が家の可愛い庭の刈り込みをお願いしていたが、今年は、我が家のシンボル ハナミズキに手を入れず”終わりました”と言って帰ってしまった。
”何故だ?!”
主人は、”このままでいいと思ったんだろう。”と言った。
私は、毎日、不安に思いながらハナミズキを見上げていたが、2週間くらい経ってから、ついにハナミズキの天辺が電線に届いてしまった。
私は28年目にして初めて自ら我が家のシンボルの刈り込みをした。
小さな体の私は1.5mほどの脚立の上に乗って、1.8mほどの高枝鋏で電線に届かないように枝をカットした。やっと安心してシンボルを見上げた。
”よかったあ!”
”しかし、何故だ? きっと、75才過ぎの二人の植木屋さんは疲れて帰ってしまったのではなかろうか・・・来年、この植木屋さんに頼むのどうしようかなあ~” 
主人の意見。”分かっている人の方がいいんじゃない?”
私 ”ん? ん・・・・・・・そうねぇ”

                     雨漏り書斎主人の家人T 記          
# by amamori120 | 2005-07-15 18:28 | 家人Tのぐうたら日記 | Trackback | Comments(12)

LUCCAでイタリアンランチ

本日、アントルメ・オー・シブースト等を手土産に、松戸・常磐平の長女宅を訪問しました。もうすぐ5才になる女の子と1才近い男の子がいます。
私は何もしませんが、家人はそれぞれに合うgoodsを用意していたみたいです。バーバも大変です。

この近くには、サンマルクもあるんですが、この前来たときに、コテイなイタリアン・レストランらしき佇まいの店を見掛けたので、NETで調べたら、やはりイタ飯の店でした。LUCCAです。(ご存じのとおり、ルッカというのは、フィレンツェとピサの中間くらいにある小さな街ですね。店の由来は、今日が初めてなので聞けませんでした。) LUCCAは、ここ。

12時に予約をして出かけたのは正解でした。小さいお店なので、アットいう間に満席。殆どが、近くの主婦らしい、中年のご婦人達。近郊の住宅地、ウイークデーのお昼と来れば、主婦達の天下なんだなと思います。

5才の女子は、カルボナーラしか食べられるメニューがなかったので、それにしました。
大人三人は、三種類のものを取って、シェアしました。
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牛リブロースのグリルです。横の煙草と大きさを比べて下さい。
量・質ともに大満足です。

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金目鯛のピリ辛トマト煮です。シェフの拘りを感じさせられた一品です。

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キノコのスパゲッティです。合格!

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デザートです。赤いのはスモモ、黄緑はメロン、白はパンナコッタ。
5才は、カルボ残したくせに、デザートは一丁前にペロリでした。後で聞くと、スモモが大好きなんだそうです。バーバは早速チェックですね。

自家製のパンも、小ぶりですが独特の美味しさで、付けて食べなさいというオリ-ヴ・オイルが当然、エキストラ・ヴァージンで堪らない味でした。

この他、グリーンサラダとミネストローネも出たのですが撮り忘れました。

食後、長女宅へ行き、持参のシブーストとメロンを食べる筈が、全員お腹がいっぱいでギヴアップ。メロンはともかく、シブースト楽しみにしていたのに誠に残念。また、ブールミッシュに行かねばの娘?です。
# by amamori120 | 2005-07-14 23:25 | フーズ、グルマン | Trackback | Comments(4)

船橋西武へ行って来ました。
勿論、アントルメ・オー・シブーストを買うためです。

これが、病みつきになっている 、アントルメ・オー・シブースト です。
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前回UPした「ヨーロッパお菓子漫遊記」の著者・吉田菊次郎氏が経営するブールミッシュBOUL'MICHの代表的な焼き菓子です。
名高い宮廷菓子職人であったムッシュウ・シブーストの書き残したレシピを150年ぶりに、発掘、再現したのがシェフ・ヨシダです。

常に、改良工夫を重ねているようですが、現在品の特徴を挙げると;

1 キャラメリゼ 上面をカラメル状に焼き上げた

2 クレームシブースト  カスタードクリームにゼラチン、ムラングを合わ
                せたクリーム

3 アパレーユ エ ポム クリュ  卵、生クリーム、砂糖を合わせたク
                       リームとバターでソテーしたリンゴ
4 パータ フォンセ  パイ生地

1 whole ごと明日、長女の家に持っていくつもりでしたが、我慢できず、1 cut 先に賞味してしまいました。相変わらず、 トレ・ビアンでした。
別に、ブールミッシュの株主でもなんでもないんですが、これはオススメのスウイーツです。

Vivat  ENTREMET au CHIBOUST !!


# by amamori120 | 2005-07-13 18:36 | 甘党キングダム(いろいろ) | Trackback(2) | Comments(20)

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渋谷でブールミッシュという、お店を経営するシェフ・ヨシダさんは、26才から3年間パリ、バーゼル、ジュネーブでお菓子造りの修行をされました。
その著者がJTBとタイアップして、ヨーロッパのスウイーツ・ツアーを企画され、本書の刊行(1966)までに4回ものツアーを成功させています。勿論メインは、お菓子ですが、所謂、名所旧跡、観光スポットも外しません。ただ、漫然と旅行社のセットしたツアーに参加するのも、それはそれで意味があるんでしょうが、お菓子ツアーという、ある程度目的を限定したツアーも印象的でいいものだなと思いました。

オーストリア ウイーンといえばザッハートルテですね。ホテル・ザッハーとデメル、この二軒が、元祖だ、本家だと争ったことがあったようですが、今は仲良く両方本家で双方とも大繁盛だそうです。ウイーンのお菓子屋さんの製品は総じて古典的だそうで、デメルのシェフは「当店のお菓子は、これ以上まずくなっても、またおいしくなってもいけない」と言ってるそうです。
その他、クーゲルホップフとも、クグロフとも言われるパン菓子も愛されているようです。、アップフェルシュツルーデルや、カーディナルシュニッテンなども注目されます。

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# by amamori120 | 2005-07-10 23:37 | 甘党キングダム(書籍等) | Trackback | Comments(16)

スウイーツ 本日の在庫

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子供の頃から親譲りの甘党です。
私の親父というものは、奈良漬けを一口食べただけで、ポーッとなるくらいの、超アルコール弱い人間です。
その血をひいているので、私も子供の頃から、酒飲めませ~ん。
その代わり、甘いものならなんでも持ってこい人間です。
だから、ウチには何かしらスウイーツの常備在庫があります。
晩飯も終わったし、デザートも済んだ(到来物のメロンを丸々半分コしました)。もう少ししたら何かスウイーツを、と思って冷蔵庫を開けてみたら↑こういうのがありました。キャンディー類は別にしてあります。茹で小豆も二缶あります。
ン十年前、アンミツ屋で家内を口説いたくらいですから、彼女も甘党です。
多分、今夜は、渋いお茶で、鹿ノ子でもやっつけようかな。



明日は、「ヨーロッパお菓子漫遊記」という本を読了するので、そうしたらUPする予定です。
# by amamori120 | 2005-07-09 21:10 | 甘党キングダム(いろいろ) | Trackback | Comments(12)

入谷の朝顔市 '05

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入谷の朝顔市に行って来ました。もう20年来の慣例です。去年までは、私が1st stageのときの取引先の重役氏と、ずっと一緒に来ていたのですが、今年は彼の体調がひどくて、お供できないというメールが入ったので、家人と鶯谷駅で待ち合わせて行きました。
恐れ入谷の鬼子母神を中心に言問通りを何百メーターか歩行者天国にして店がずらっと並んでいます。毎年、7月6,7,8日と開催日は決まっています。
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日当たりのいいところに置いて水やりだけしてれば、10月の頭くらいまでは、次々と開花して楽しませてくれます。これは¥2,000でした。多分、4色の花が咲くと思います。

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この後は、浅草の ほうずき市 です。 こうやって夏の行事が続いていくんですね。
# by amamori120 | 2005-07-08 20:36 | あれこれ | Trackback | Comments(10)

五杜 稜「愛セント」

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知人がくれたので、読んでみました。この著者、五杜 稜さんという人のことは、よく分かりません。NETで検索しても本書しか出てこないんです。誰方か、詳しいことをご存じでしたら、ご教示下さい。

薄い本なので、2回ほど読んだのですが、「愛セント」という題名が、これまたよく分からない。読み込みが不足なのか、私がアホか、著者が悪いのか・・・分かりません。

鬱病気味のヒロイン二奈子(これも ニナコかフナコか、それ以外か不明)のエキセントリックな愛の物語、と言ってしまっていいのかな?
亡父の会社の後継者と見なされる徹と交際し、同棲し、周囲からは結婚するものと思われていたが、溢れるばかりの徹の愛を受け入れることが出来ず、不眠に悩み、自分の生き方に不条理を感じ、自分の存在さえ無意味だと感じるようになってしまった。「今までは、静かにしていた、私の病んだ心が吠える」のだ。
精神科で軽い鬱病と診断された二奈子は、実家に戻る。週末に、徹が来て母と三人で食事をし、徹は二奈子の部屋に泊まっていく。こういう暮らしが続いている或る日、「心の被害を救う会」というサークルで出会った直己の寂寥感を漂わせた不思議な魅力に強く引かれ、ついに恋人となる。直己は阪神淡路大震災で妻子をなくしていた。「今、もがき苦しんでいる自分と、トラウマ」を背負った直己との間に共通性を感じていた」二奈子だが、自分の出生に疑念を抱くようになり、貯まっていた睡眠薬で自殺を図る・・・

なんだか訳の分からん女です。

                                05.7.7読了
# by amamori120 | 2005-07-07 19:47 | 読後感・本の紹介 | Trackback | Comments(2)

黒川博行「海の稜線」

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著者紹介
昭和58年 「二度のお別れ」で、サントリーミステリー大賞佳作賞受賞
昭和59年 「雨に殺せば」で、サントリーミステリー大賞佳作賞受賞
昭和61年 「キャッツアイ転がった」で、サントリーミステリー大賞受賞

本書は昭和62年 講談社・刊

本日読了して、my 書棚を見たら、なんと、コレの文庫本があるじゃないですか。それを平成元年に読了しているんです。16年前に読んでいるのに、今回、全く思い出さなかったんです。大概、途中で、あれっと気が付くものですが、今度はどうしたんでしょうね。

この文庫本の裏表紙に、うまく纏めてあるので、それを膨らましながら紹介してみます。

私こと新進気鋭(と言っても30才に近い29才ですが)の刑事・ブン(文田巡査長)とベテラン刑事・総長(田部刑事)のコンビ。対するは、キャリアのエリート警部補・萩原(東京人で、あの東大卒。国家公務員上級試験<昔の高文>合格で23才なのに警部補付け出し)。双方がっぷりと四つに組んで連続殺人犯を追いかけます。捜査と併行して、総長の、親に似ない美人の娘を巡って、ブンと萩原が恋の鞘当てをします。
大阪府警二人組の軽妙な会話(勿論大阪弁です)と、気障ったらしい(ブンには)東京弁で、ソリの合わない萩原との東西文化圏対立。姿無き殺人者と偽装された海難事故。本件は、二転三転、破天荒な結末を迎えます。
                                                                                 05.7.6読了

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文庫版1990.7.15読了
# by amamori120 | 2005-07-06 22:19 | 読後感・本の紹介 | Trackback | Comments(0)

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窮鼠--英語で cornered mouse--まさにコーナーに追いつめられた、という感じですね。
窮鼠猫を噛む、と謂いますが、本書は、猫を噛むどころか、猫になってしまう窮鼠のお話です。

暴走族あがりで、少年院にも入った不良・北山慎治が、堅気になって運送会社を興し、頑張って来たが、不況のせいで倒産必至となる。融通手形を発行し合った先輩は一足お先に夜逃げしてしまう。うろうろしていると先輩の分まで被らなきゃいけない。逃げる算段をしているときに、「回収屋」に踏み込まれる。これは、やくざがらみのコワイ人達で、回収のプロだ。揉めに揉めて血の雨が降る寸前、北山の女房広美がポンと千数百万円を出し、不足分は古巣のソープランドで働いて返すという。
色々あって、慎治は、今度は「謝り屋」の大物に出会い、見込まれて弟子になる。経験を積むうち、一流の、謝り屋になるには、命をかけなきゃいけないことが分かってきた。果たして、慎治は、謝り屋になれるのか?ソープランドに沈んだ女房を請け出すことができるのか?日本一と豪語する、回収屋との対決は?

エンターテインメントに徹したハードボイルドで、寝る前のほんのナイトキャップのつもりで読み出したら、途中で止められず、とうとう読了してしまいました。お陰で、今日一日、頭が痛かった。        05.7.4 読了
# by amamori120 | 2005-07-05 18:58 | 読後感・本の紹介 | Trackback | Comments(6)