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「三毛猫キティの3か国日記」 山口さとし

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1991.7 ほるぷ出版・刊 ¥1,500  

わが娘・キティに   と、あります。
愛猫家必読の書・・・と感じています。

著者は某中央官庁勤務の公務員。ジュネーブのILO本部に出向している時に、”キティ”に出会います。
彼女はスイスに近いフランス領の生まれ。スコットランド人と米国人の夫婦から車を購うつもりで紹介されたのですが、車の件は成立せず、彼らの家に居たキティに、著者の妻が一目惚れして、「長期に預かる」ことになったのです。(後に、貰い受けることになります。)

キティの容貌は、著者によれば「目鼻だちは、さすがヨーロッパ生まれで、はっきりしていた。グリーンの目はパッチリと大きく、鼻筋は高く通っていた。

私のように、ペットに対して普通の距離感を持っている者には、驚くべきことですが、著者夫婦は最初からキティを人間扱いするんですね。
養子縁組」をしたことを知人・友人に文書で知らせたり、年賀状に「長女 喜茶」と書いたり・・・まさに実娘扱いです。
そそっかしいのが居て、スイス人の少女を養女にしたと勘違い平行棒して、お祝いを送ってきた知人も居ます。
これは、まあ、事ほど左様に、キティを愛娘として慈しんだということでしょうか。

スイスでの任務を終え、日本に帰国しますが、ペットを禁じている公務員宿舎で、なんとか周囲の目から隠し通しながら、キティとの日本での生活を愉しみます。

そして再び外地へ。コロンビアへの赴任です。この最悪な国の最悪の首都ボゴタがキティの終焉の地となります。著者は英文、日文で「死亡通知」も出しています。法名は「釈尼喜茶」。
その早すぎる死は、意外なことにペット先進国のスイスでの、杜撰な避妊手術が原因だった・・・

スイス、日本、コロンビア3か国における、著者、妻、キティの3の愛情生活が、さまざまなエピソードを通して、生き生きと描かれた佳篇です。

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by amamori120 | 2006-03-31 18:20 | 読後感・本の紹介 | Trackback | Comments(10)

Cafe before and after the cinema

かもめ食堂観賞前に時間調整のためタリーズでお茶です。
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ここは喫煙OKなので、お気にです。(喫煙室あり)
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蕎麦屋でお昼を食べたばかりだったのですが、コーヒーだけじゃ悪いかなと、パンを一つ。
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ここのシナモンロールは確認済みなので、今日は<胡桃とカマンベール>にしました。家人Tと半分こ。なかなか、食べられる味です。

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「かもめ食堂」観賞後、Sherlock Holmesでの夕食まで3時間もあるので、今度は Cafe Croissant へ。ここは海浜幕張にいくつもあるビジネス・ビルの1Fにあって、広いし、この時間は空いていて、ゆっくり出来るんです。煙草も普通にOK。パンだけ買って帰ることも何度かありました。
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フォカッチャとチャバタを注文。スープが濃厚。
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何度も来ていて、本日初めてシナモンロールを発見&getしました。
シナモンロール・オンパレードに追加です。
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家人Tが頼んだ、イチゴのパンプディングです。

これらを頂きながら、映画の感想や、この後、行く予定のSherlock Holmesのハンバーグの話、来月結婚する姪っ子の話などで、過ごしました。
by amamori120 | 2006-03-30 18:22 | シナモンロール・ハンター | Trackback(2) | Comments(22)

Sherlock Holmes

次女の家の近くに、美味しいハンバーグ屋さんがあるというので、映画の後、晩ご飯をここで食べました。
海浜幕張から車でひと走り、稲毛海岸駅前です。
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シャーロック・ホームズというお店です。
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経営者が、シャーロッキアンなのかも知れませんね。
もう少し馴染みになったら店名の由来を訊くつもりです。
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お店の人が一刀両断にしてくれます。
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ソースをかけた後です。ソースは5,6種類あります。
ステーキ用の肉を使っているようです。
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付け合わせのキャベツ、お代わりしたいほど。
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エビのマリネです。
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つばめグリルも美味しいですが、こちらも負けていません。
いいお店を教えて貰ったと思っています♪
by amamori120 | 2006-03-29 18:06 | フーズ、グルマン | Trackback | Comments(14)

映画「かもめ食堂」

家人Tに拉致されて幕張シネプレックスへ。
彼女のお目当てはかもめ食堂です。

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フィンランドのヘルシンキで一人、日本食堂(レストランではない)をやっている小林聡美。お客は、日本オタクの少年だけ。他の客は全くいない。覗いて行くオバサン達は居ても入っては来ず、目が合うと、ツイと行ってしまう。真面目にやってれば、必ず客は来る・・・と一向に焦らない聡美。
偶然、街の書店で出会った片桐はいりが下宿させて貰う代わりに店を手伝うことに。続いて、もたいまさこも仲間?に入る。
小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ  この三人が出てて、原作は、群よう子と来れば、面白くない訳がない。
ウイークデーなのに、結構入っていた観客は、私も含め笑いっぱなし。
トイレに行きたくなったけど我慢しましたwww

粗筋に戻って、印象的なことが。それは、そもそも、この食堂は、コーヒーと、おにぎり、肉じゃが、トンカツ、カラアゲ、塩じゃけ、豚の生姜焼きなど日本の家庭料理しかないんだけど、たまたま作ったシナモンロール!!の匂いに釣られて、いつも覗くだけのオバサン三人組が客として入って来てくれた、ということ。関係ないんですが、我が意を得たり!ですね。
(ついでに申し上げておくと、映画の後のアフターヌーンティに入ったCafe Croissant という店でシナモンロールをgetしました。別の記事でUPします。)
これを契機に客が入り出し、ついに満席になる日が来た。・・・と言って、これは食堂成功物語ではありません。

オール・フィンランド・ロケだそうです。

自発的に観に来た映画ではありませんでしたが、大当たりでした。♪♪
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by amamori120 | 2006-03-29 02:12 | 映画 | Trackback(2) | Comments(24)

こんな本getしました 8

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夜毎、BEDの中で、この本を読見ながら、次は、どのお菓子をgetしようか、などと楽しんでいます。
平和と言うか、長閑と言うか、能天気と言うか・・・・
by amamori120 | 2006-03-28 10:30 | 甘党キングダム(書籍等) | Trackback | Comments(6)

北海道物産展@東武

毎度お馴染み船橋東武の「北海道物産展」を覗いてきました。
32回目だそうですから、随分人気のある催しなんですね。
ネライは勿論スイーツですが、行ってみるとやはり海産物の出店が圧倒的に多いようでした。

東武からのD.Mで、これらをgetすることに決めていました。
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きなこ菓子工房サンの札幌きんつばです。
きんつば単体でも旨いのに、きなこをかけることで、きなこの旨さ以上の旨さが出ています。グッドアイディアですね。

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これはまた珍しい、七福サンのねじり大福です。
塩豆、蓬、桜などがあります。

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ご存じ、六花亭サンの ストロベリーチョコ です。さすがホワイトチョコの元祖ですね。

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プティ・メルヴィーユさんの メルチーズ です。
”北海道の大地”を感じさせられます。
by amamori120 | 2006-03-27 21:53 | 甘党キングダム(いろいろ) | Trackback | Comments(24)

芳野昌之「マルコ・ポーロ殿の探偵」

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1995.11 出版芸術社・刊 ¥1,600  06.3.25 読了

かの有名な「東方見聞録」の著者マルコ・ポーロは、東方-中国への大冒険旅行と元朝での滞在の後、ヴェネツィアに帰国し、程なくして交戦関係にあったジェノーヴァの捕虜となる。当時、彼は百万マルコと呼ばれていたが、日本語で言えば、千三つに近いニュアンスでしょうか。
同時代人は、「ホラ話」に尾鰭を付けて楽しんだそうです。
因みに「東方見聞録」のイタリア題名は「百万(イル・ミリオーネ」というそうですが、なんだかオカシイですね。

この著述は、マルコ・ポーロが収監中に口述したものを、ルスティケロというピサ人の、やはり捕虜がフランス語で筆記したものとされています。
このジェノーヴァ捕虜時代のマルコ・ポーロの行状・動静については、歴史は殆ど空白で、ここに目を付けた本書の著者が、空想力、想像力、イタリアに関する広範な知識を駆使して作り上げたのが、この”ミステリー”です。

先ず、羽振りの良い彫金工房の主が、自分の彫金用ノミで左目を刺されて殺される。彼の仕事部屋からは4本のノミが盗まれており、それを使った第2、第3の殺人事件が起きる。この事件の調査に興味を持ったマルコ・ポーロは、自分にそっくりの従兄と入れ替わって、外に出て調べて回るが、シャーロック・ホームズもかくやという優れた論理的思考、観察力、類まれな記憶力を駆使して、事件の本筋を見つけていく。

当時のイタリアは都市国家の時代で、ジェノーヴァ共和国はヴェネツィア共和国と地中海の覇権を争っている最中。
そのジェノーヴァの大貴族ドーリア家、ドーリア一族の経営する商館の総支配人(今の形態なら社長)とその家族、商館の各レベルの書記たち、ジェノーヴァ一の美女と謳われる女性とその一家、政府高官たち、謎のコーカサス美女・・・多くの魅力的な人間が活躍します。
そしてドーリア商館の有能な書記で、祖父がチパング(日本)の人間だったというジュリーオ・ムラーノ(村野)が、この物語の語り部を務めます。

そうそう、当時ジェノーヴァの人口に膾炙した俗謡をご紹介しておきます。これが重要な「意味」を持ってるんです。
  ♪ ジェノーヴァ一の色女
      二股かけて あざ三つ

  ♪ お館一の色男
      朝帰りみやげに饅頭(まんとう)一つ

さて、4本目のノミは使われるのでしょうか?
by amamori120 | 2006-03-26 22:41 | 読後感・本の紹介 | Trackback | Comments(7)

山川 (風流堂)

日本三大銘菓とも四大銘菓とも言われるものの一つに擬せられる、島根・松江/風流堂の山川を取り寄せてみました。
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不昧公は松平家なので三つ葉葵なんですね。
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当然「全国銘菓」にも採り上げられています。
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例によって、仲野欣子さん「和菓子彩彩」からの引用です。
日本三大銘菓の一つといわれる「山川」は、茶人でもある不昧公お好み菓子で、茶によく合うようにととのえてあり、甘味と薄い塩味の、しっとりとした紅白落雁です。
”散るは浮き散らぬは沈む紅葉ばの影は高雄の山川の水”、不昧公が詠まれた歌の中からとった菓名で、この歌の風情から、いただくときは刃物を使わず手で割って、様々の造形を楽しむものと伝えられています。


実際、その通りでありまして、固さは、長生殿越乃雪の中間くらい。
その品格の高さには、思わず背筋を伸ばしてしまいます。間違っても寝っ転がって食らうお菓子ではありません。そんなことをしたら不昧公(松平治郷)に、お手打ちにされそうですね。
裏に、割りやすいように線が入っています。

NETで注文したのですが、老舗らしい丁寧な応対ぶりには感心しました。
この店の、もうひとつの銘菓「路芝」8本入りの小箱もサービスで添付してくれました。
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店主様の奥様とおぼしき方から直筆のお手紙も添えられていました。
これも嬉しい配慮ですね♪
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by amamori120 | 2006-03-25 22:55 | 甘党キングダム(風流堂) | Trackback | Comments(86)

三百年の伝統継承 (鶴屋八幡 4)

私は、鶴屋八幡サンの販促要員でも、エージェントでもありませんが、いくつかのお菓子を頂いてみて、大阪一の、この和菓子屋さんをご紹介したい思いにかられました。
興味がおありの方、是非ご一読下さい。
同店の栞から引用します。

弊店は約三百年ほど前、元禄の頃、大阪高麗橋に店を構え、「摂津名所図会」や「東海道中膝栗毛」など数々の文献に残る有名老舗菓子店【虎屋大和大丞藤原伊織】に由来します。
この大店に永年奉公をしてきた今中伊八(鶴屋八幡初代)が、主家の事情により、当主から「これよりは我家製法を踏襲し、後の世に守り伝えよ」との説諭と、贔屓筋からの勧めもあり、伝統の灯を消すまいと、文久三年、職人達と共に、同じく高麗橋に暖簾を掲げました。
屋号の由来は、初代の自宅庭に鶴が巣を作った瑞祥と、開業に際し、主家に原材料を納めていた八幡屋さんより支援を受けた恩を忘れまいと暖簾に染め込んだことによるものです。
元禄の頃より培われてきた伝統の技をさらに磨くべく「随尊命調進応貴旨精製(ご満足のゆく品物を真心込めてお作りする)」を社是とし今日に至っております。・・・

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また、毎度お馴染み仲野欣子サンも著書「和菓子彩彩」で、こんな風に言っておられます。

大阪一の老舗虎屋伊織で修行した初代が、明治二年高麗橋で創業したこのお店の発展はめざましく、大阪の菓子屋といえば鶴屋八幡といわれるほど、感激の名品を世に作りだしています。創作菓子は実に品格高く、伝統菓子の継承は勿論のこと、季節の菓子は心憎いまでの技の冴えを見せ、味の上でも風情でも銘菓中の銘菓を楽しませてくれます。

と絶賛されています。
引き続き、鶴屋八幡サンを贔屓にしたいと思っています。
by amamori120 | 2006-03-24 23:36 | 甘党キングダム(いろいろ) | Trackback | Comments(6)

鶏卵素麺 (鶴屋八幡 3)

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またもや、日本三大銘菓 の一つ、鶏卵素麺の登場です。

鶴屋八幡の人に、博多の松屋菓子舗さんとどちらが古い?と訊いたら「さあ、よく分かりませんが伝来の道筋から言って、あちらさんじゃないでしょうか。」との答えが。
今、京都の和菓子を調べていますが、やはり同系統なのか、京都鶴屋-鶴寿庵でも作っています。
以前UPした博多の石村萬盛堂のものが、初体験でしたが、この鶴屋八幡のも、さすがに負けない旨さでした。
by amamori120 | 2006-03-24 22:59 | 甘党キングダム(いろいろ) | Trackback | Comments(14)