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柚子羊羹 & 栗羊羹

いつもの商店街の倭屋で、いつもの甘辛団子を買いました。
お金を払って出ようとすると、店の奥の方から声がしました。
「ちょいと、そこの様子のいいお兄さんっ」
様子には自信がないけど他にお兄さんがいないので振り返ってみると
この娘(こ)たちが呼んでいました。
「私たち、今日が初見世なの。買ってってぇ」
スウイート・ボイスで頼まれれば買わない訳にはいきません。
かくして、今、彼女たちは雨漏り家の茶の間に、可愛らしく居るのです。
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by amamori120 | 2005-09-30 22:37 | 甘党キングダム(倭屋) | Trackback | Comments(10)

NATURAL (自然)

マガジンハウスから出ている雑誌で「鳩よ!」というのがあるそうです。
これの俳句欄の枠をはずして、短文ならなんでもどうぞ、とやったところ、何万という投句があるそうです。これは ”創句(ソーク)” と名付けられています。不定型の自由詩ですね。
ソープ(ランド)派の小沢昭一サンに対抗して、永六輔サンのことをソーク派と、筑紫哲也サンが命名しました。
永 さんが選者となって、面白い、と取り上げた中から、さらに雨漏りが面白い、と感じたものを、ご紹介します。
分野ごとに紹介していきますが、今回は NATURAL(自然)です。

☆桜より 散らす風になってみたい

☆含羞は花に在り

☆春雨に濡れて子猫の梅の足

☆草の先をつかんでないと
  真っ青な空に墜落しそうだ

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by amamori120 | 2005-09-30 01:12 | ソーク | Trackback | Comments(6)

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ダイヤモンド社  1999.11刊  ¥1,470    05.9.24 読了

鱧男さんから天然酵母のコメントを頂きました。
今日の朝食のパンを追加UPします。(9/30)
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著者の曽根宏道さんはダイヤモンド社の役員を経て、起業家支援事業をされてる方。中村勇さんは、東京製菓学校の教育部長をされてるそうです。
私自身は、自分でもシンジケートなくらい不器用なので、パン屋さん、ケーキ屋さんを開くつもりは全くありませんが、パン・ケーキへの興味から本書をgetしました。
私は、実用本というかハウトゥー物というか、役に立つ本は、あまり読まないのですが、この本だけは少し気になったんです。

ざっと、内容をご紹介します。
一 パン・ケーキ屋パン&ケーキショップさんになってつかんだこの充実感 
   独立開業した3人の経営者の体験談
二 新たなブームの予感。製菓業界に追い風が!
  1みんなが「おいしいものを食べたい」。だから開業のチャンス
  2主力商品の特化なくして成功はない
  3女性の「感性」が活かされるお店づくり 
  etc
三 パン&ケーキ屋さんってどんな仕事なの?絶対に知っておきたい業界
   の基礎知識
  1パン&ケーキショップはミニマムが主流!
  2どの国の商品を扱うかー世界のパン&ケーキはこんなにある!
  3パン&ケーキ屋さんの一日って?
  etc

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by amamori120 | 2005-09-29 10:24 | シナモンロール・ハンター | Trackback(1) | Comments(12)

ささや 1

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”ささや”というのは、さほどの名店ではありませんが、近くに来れば必ず寄る饅頭屋さんです。

左はいつも買う 柚子饅頭。 右は新製品の 胡麻饅頭 です。
by amamori120 | 2005-09-28 17:11 | 甘党キングダム(ささや) | Trackback | Comments(8)

魚沼クラブ

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お昼は、魚沼クラブ(厳密に言うと、”うおぬまクラブ”)でイート・インのつもりがテイク・アウトになってしまいました。

上左:栗おこわ  中:エビマヨ  右:おかか

下左:イクラ    中:めんたいこ  右:ネギミソ


? 上段、下段 どちらが私の分でしょうか ?
by amamori120 | 2005-09-28 17:04 | フーズ、グルマン | Trackback | Comments(17)

HERB & SPICE

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お昼はHERB & SPICE でスパゲッティになってしまいました。
デザートのみUPします。

左:ミルククレープベリー添え

中:オレンジ&パンナコッタ

右:プロフィットロール
by amamori120 | 2005-09-28 16:54 | 甘党キングダム(いろいろ) | Trackback | Comments(4)

銚子丸

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カテゴリーにも、フーズ、グルマン とあるように、私は、ただの食いしん坊でありまして、決してグルメではありません。
その証拠に、万札を何枚か持ってないと入れないような”高級寿司店”の
寿司も、”回転寿司”のものも、同じように美味しく頂けるんです。

↑は、ウチの近所の回転寿司”銚子丸”の寿司です。
ネタが大きくて、新鮮。美味しそうでしょう?
私と家人との体重比=3:2で比例配分して頂きました。
by amamori120 | 2005-09-28 00:23 | フーズ、グルマン | Trackback | Comments(18)

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ご存じの方も多いと思いますが、目黒・小川軒のレーズンサンドです。
表示は RAISIN WICH になってますね。
銘菓です。
1st stage の頃、三田の慶大正門前にある外注先から目黒・碑文谷の下請けへ製品検査などに行く時、目黒通りを通りますが、それに面して小川軒の本店があります。車を運転している外注先の担当者が、ここを通ると必ず車を停め小川軒に寄ってお土産に持たせてくれるんです。
ただ、午前11時を過ぎると、まず買えませんでした。
その日の分は殆ど予約済みで、一般売りは10c/sくらいしかないとのことでした。数年前、新橋に売店ができたことを知りましたが、ここは比較的楽にgetできるみたいです。今日、これをくれた知人も新橋で買ってきてくれたようです。

濃厚な味です。やはりストレート紅茶が合うようです。


小川軒  株式会社 巴裡(誤字に非ず)
      新橋店 03-3571-7500
      目黒店 03-3716-7161
by amamori120 | 2005-09-27 18:01 | 甘党キングダム(いろいろ) | Trackback | Comments(16)

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1988.3 角川書店・刊  ¥980  05.9.23 読了
景山民夫さん。1947~1998  惜しいことに50才そこそこで亡くなりました。残念でなりません。
1986 「虎口からの脱出」で第8回吉川英治文学新人賞受賞
1988 本書で第99回直木賞受賞
私は、↑の2冊と「サラマンダー」しか読んでいません。横山秀夫・完読が成ったら、当面、景山民夫をヤッテみようかと思っています。

さて本書です。一言でいうと”海洋冒険小説”ということになるでしょうか。
ポリネシア、フィジー諸島のパゴパゴ島に海洋生物学者の父・小畑徹郎と二人で暮らしている洋助は、他の島へジェットスキーで通学の途中、ラグーンの潮だまりで、生まれたばかりの妙な生き物を発見した。
それがCOO(クー)だった。アザラシにしては首が長すぎるし、アシカでもトドでもジュゴンでもない。いったい、コレは何なんだ?
家に連れて帰り、父と調べたところ、なんと6、500万年前に生息していたプレシオザウルスの末裔だった!
生まれて初めて洋助を見たクーは彼のことを母親と思い込み、甘えに甘える。牛乳と肝油を取り寄せ、洋助は赤ん坊のクーを大切に育てる。若いイルカのカップル達と共に4人(?)で遊ぶ情景はまさにファンタジーの世界だ。ポリネシアの海と陽光と空が、この上なく美しく描かれる。楽園の微風に吹かれて、お昼寝をしてみたくなりますね。

この幸せな暮らしは永くは続かない。
フランスはガムピエール諸島で、前回のムルロワ環礁に次ぐ核実験を予定していた。この海域にプレシオザウルスの子孫達が生息しているらしいことを掴んでいたフランス政府は、そのことをひた隠しに隠して実験を強行しようとしていた。もしそのことが公になればフランスは世界から袋叩きにあうだろう。
CIAに相当するフランスの諜報機関SDECEのアンテナにクーのことが引っかかり、彼らはマシンガンを持って襲って来た。活劇の始まりだ。
「虎口よりの脱出」で堪能させられた景山のアクション描写力は健在だ。
グリーンピースのエイジェントとして登場する日系三世の美女も魅力的。

直木賞選考会で本書を推した田辺オセイドンも「クーにあいたいっ」と仰有っています。

本書の表紙裏にある宣伝文句が素晴らしい。
「文壇を猛攻する気鋭が贈る、渾身の海洋冒険ファンタジー。遠い海鳴りに彩られて、ここに堂々の登場なる。」

雨漏りオススメの一冊です。


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景山民夫 2へ
by amamori120 | 2005-09-26 19:23 | 景山民夫を読む | Trackback(1) | Comments(8)

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2002.9 講談社・刊  ¥1,800  05.9.22 読了
次女に言われて、映画「半落ち」を観に行ったのはいつ頃だったのでしょうか? その時、初めて横山秀夫を、はっきりと認識したような気がします。
寺尾聡と佐藤浩一が主演でしたね。(「亡国のイージス」もこの二人が主演でした。)

「半落ち」を読了したことで「横山秀夫・完読」にリーチがかかったと思います。後は「真相」を残すだけじゃないかな?
ストーリーは皆さんよくご存じだと思いますが、少しご紹介してみます。

W県警のW中央署に、県警本部教養課次席の梶警部が、妻を殺したといって自首してきた。動機も状況説明も実に明確だった。しかし、12月4日に妻を殺してから12月7日に自首するまでの2日間のことが問題になるが梶は一切喋らない。他のことについては、なんの矛盾もなく、穏やかに話す梶だが、この2日間についてだけは完全黙秘を頑として崩さない。
「完落ち」と思われたのに、これでは「半落ち」だ。
警察としては、1 遺体に寄り添っていた
         2 死に場所を求めて”県内”を彷徨っていた
         3 妻を殺したショックで2日間のことはよく覚えてない
1,2,3のうち2を発表したが、梶が新幹線上りホームにいたという目撃証言が出され、警察当局は窮地に立たされる。
空白の2日間」。警察官として、また多くの教え子を持つ教官として、泥まみれになることを承知で、さらには留置場や刑務所で生き恥を晒すことさえ厭わず、黙り通さねばならない理由とは?
空白の2日間」をめぐり、W県警本部捜査一課強行犯指導官(警視)・志木和正、W地方検察庁検事・佐瀬銛男、東洋新聞記者・中尾洋平、弁護士・植村学、W地裁判事・藤林圭吾、M刑務所統括矯正処遇官・古賀誠司    彼らの視点で物語りは進む。
全297頁のうち287頁が、この「空白の2日間」の解明に宛てられる。
そして最後の10頁。感動的な結末に涙する人は多いだろう。
by amamori120 | 2005-09-25 17:59 | 横山秀夫を読む | Trackback | Comments(12)