東野圭吾「使命と魂のリミット」ほか
2008年 11月 07日どこの本屋でも、彼の作品が平積みになってないところはないんじゃないでしょうか。
最新刊は誰かに任せて、拙は専ら古い作品を攻めてみました。
「使命と魂のリミット」2006.12 新潮社・刊 ¥1,680
現在、心臓外科で研修医をしている女子が主人公。
数年前、元警察官だった父が大動脈瘤の手術後亡くなって、その父がよく言ってた「使命」・・・同病の人たちを救うために、心臓外科医を志したのだった。
しかし、彼女が勤める大学病院(父が亡くなった病院)の心臓外科の教授が、父の手術の執刀医であり、その彼が母と付き合っているらしい。
そこで彼女の心に疑惑が生じる。 まさか・・・ひょっとして・・・
二人の交際が真面目なものと判って来るに従い、彼女の疑惑はどんどん大きくなって行った。
父が手術を受ける前からの交際だとすれば、誰にとっても難しい手術を利用して・・・
一方、 病院あてに脅迫状が届く。医療ミスを糾弾する内容だった。
犯人の狙いは?
二つの流れが合わさる時、「それ」は起きる・・・・
抜群のサスペンス・ミステリーです
本日UPしたのは、 その後 読んだ東野作品です。
内容には触れませんが、見つけたら手にとってみてください。
面白さは雨漏りが保証いたします。
「レイクサイド」2002.3 実業之日本社・刊 ¥1,575
「パラレルワールド・ラブストーリー」1995.2 中央公論・刊 ¥1,600
「浪花少年探偵団 2」1993.12 講談社・刊 ¥1,400
「さまよう刃」2004.12 朝日新聞社・刊 ¥1,785
「殺人の門」2003.9 角川書店・刊 ¥1,890
「ブルータスの心臓」1989.10 光文社カッパ・ノベルス刊 ¥710
「怪しい人びと」1998.6 光文社文庫・刊 ¥500
「名探偵の呪縛」1996.10 講談社文庫・刊 ¥580
「ゲームの名は誘拐」2002.11 光文社・刊 ¥1,680
「赤い指」2006.7 講談社・刊 ¥1,575
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