魯スミン「ソウル火の海」 他
2007年 06月 07日魯スミン・著 「ソウル火の海」
1994.8 光文社・刊 ¥1,700
なかなかのミーイン(美人)じゃありませんか♪
タイトルから想像できるように、おなじみ第二次朝鮮戦争物です。
類書では大抵始まらないのですが、本書ではアホの正日、ついにボタンを押してしまいます。
ソウル、ピョンヤンのみならず日本もエライ目に遭います。
「ユートピア計画殺人事件」 1991.9 日本経済新聞社・刊 ¥1,400
辻ファンにはおなじみ、可能キリコ・牧薩次の探偵コンビが活躍する。
↓章名が面白いでしょ?
理想土の章
利憎奴の章
離荘都の章 RESORT!
サブタイトルも、日経だけに Economystery !
9歳で若狭から京都に出てきて成人した著者の自伝的エッセイ。
六孫王神社界隈 五番町遊郭付近 今宮神社界隈
相国寺塔頭瑞春院 東山二条産寧坂 千本丸田町付近
大原桂徳院界隈 等々12篇
金閣寺に放火した”林養賢君”(by著者)も若狭の出・・・だそうどす。
女流時代小説作家のエースの一人ですね。
「春情」をテーマに、けなげに生きる江戸のおんなたちをしっとりと描いた
11の短編集。
心打たれます。
信州が道祖神の本場だと思ってましたが、数的には神奈川県が一番多いそうです!
昨秋、大町温泉へ家人Tと行きましたが、かの地で見つけた道祖神のように、これからも仲良く寄り添って生きて行きたいものです♪