村山由佳を読む

この5日間で4冊読了しました。



キッカケは~、フジテレビ・・・・じゃなくて コレ↓でした。
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「BAD KIDS 海を抱く」  1999.7 集英社・刊  ¥1,680
未読の「BAD KIDS」の続編なんだろうと想像しています。
図書館のリサイクル本を蔵ってあったのですが、なんの気なしに読み始めたら、ぐいぐい引き込まれて一気呵成に読了してしまいました。

サーフィンをやりたくて、実家が湘南にあるのに南房総の高校に通う光秀と、副生徒会長で成績トップの恵里が交互に語る形式。(因みに父の名は信長、姉は市子 ww)
高3の二人が、安房鴨川(多分)を舞台に(著者・村山由佳サンは鴨川在住)愛と性に悩む青春小説。爽やかな読後感が、村山由佳さんの次の本に駆り立てました。


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「すべての雲は銀の。。。」  2001.11 講談社・刊  ¥1,890
これもリサイクル本を確保しといたものです。

信州・菅平のペンションが舞台。
ご子息が、菅平でラグビーの合宿を組んだという、暮らしのエッセンス miki先生を想起しちゃいました。

大和祐介は大学3回生。2年付き合った恋人を実兄に奪われ、傷心のあまり、家を出て、信州・真田町の菅平のペンションでアルバイトをすることになった。
そこは、ペンションと言うより、農園・果樹園の中の宿泊施設といった感じで、関西弁の園主、園主の姪と称する若い母とその息子、一流レストランのシェフから転進してきた料理人夫婦、フラワー・コーディネーターを目指す地元の若い娘二人、純朴な隣人達とともに、祐介の従業員生活が始まった。彼のBROKEN HEARTは癒やされるのだろうか?

軽妙だけど味のある文体。夢中で読んだ、やはり青春小説です。


図書館で借りて一気読みしました。↓
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「青のフェルマータ Fermata in Blue」 1995.11 集英社・刊  ¥1,900

キーワードは、チェロ、イルカ、自閉症、海そして愛。
なくしてしまった声を取り戻そうとしている19歳のリオ。オーストラリアの小島でチェロとイルカによって、それは叶うのか?
父親より年上の、元世界的なチェロ奏者のJBへの愛。島一番のリゾートホテルのドラ息子にも惹かれるリオ。
版元によれば「イノセントな恋愛小説」です。



これは書店で買って読みました ww ↓
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「天使の卵」1996.5 集英社文庫・刊 ¥410  元版は1994.1 集英社・刊

第六回小説すばる新人賞受賞作でデビュー作ですね。

19歳の、美大志望浪人生と8歳年上の精神科医との恋愛小説。
今週末映画が公開されらしいので、ネタバレは、なし・・・です。 ww


この後も、村山由佳サンを読み続けることになりそうです ♪
by amamori120 | 2006-10-16 18:59 | 村山由佳を読む