釣月

釣月  ちょうげつ と読みます。
伊賀上野市・御菓子所 桔梗屋織居 サンの銘菓です。
例によって「和菓子彩彩」からの引用です:
人も知る伊賀上野は、芭蕉の生家があるところで、旅を枕にした人生をおくったこの俳聖は、帰郷した折々にはこの釣月軒で風流を友としたといわれます。菓子づくり3百年余にわたる桔梗屋が、この釣月軒に愛着をもち、創作したのが、枯淡の味「釣月」なのです。一見、小ぶりのどらやきを思わせますが、皮が桔梗屋自慢のもので、中餡とよく合います。”釣月”の焼き印が俳菓らしさを添えています。
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桔梗屋サンの栞によれば:
その終生を旅に捧げた俳聖・松尾芭蕉が郷里の伊賀上野に戻りし折りに起臥し、俳諧に懸命した小庵・釣月軒。
その趣向とするところの枯淡閑雅の蕉風を、菓子に擬した逸品です。


郷里の銘菓を、しみじみと頂きましたが、家内は都内なのでww当然ながら、それほどの思い入れはなさそうでした。でも完食してましたヨ www



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いがぐり(伊賀栗) です。
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いがむいたらくり 渋皮栗をパイ生地で包んでいます。
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古伊賀うつし です。銘陶の誉れ高い「古伊賀」を干菓子に写したもの。
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おいもさん です。
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出たぁ ピンボケ!   國印最中
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くりごろも  栗に羊羹を衣がけして寒梅粉をまぶしてあります。
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ピンボケですんまへん。 偲翁 しおう です。松尾芭蕉翁の遺徳を偲び調製した和三盆製の打ち物です。
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桔梗屋織居サンのコンセプト:

旬菓往来

伊賀の山里より
その豊かな自然の恵みを
和菓子に託して三百余年
芭蕉の求めた 詫び、寂びの心と共に
お届けしております。


しっかり受け取りました。
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Commented by nagayades at 2006-04-18 19:24
「いがぐり」というのは「伊賀」+「栗」の洒落がきいているのですね。
わたしは「いがむいたらくり」がいいな。
餡とパイ生地って合うんですよね。
Commented by amamori120 at 2006-04-18 20:07
>長屋女王さま  ピンポ~ンです♪
いがむいたらくり、和洋混交お菓子ですね。これをUPしながら最後の一つを頂いちゃいましたwww
Commented by barnes_and_noble at 2006-04-18 22:29
これ、全部味見したんですか?す、すごい・・・。
Commented by amamori120 at 2006-04-18 22:35
>barnes_and_noble女史  ああ、行き違いましたねwww
たったいまお宅から戻ったところです。
いいえ、あと2アイテムあるんです。あまりにピンボケでUPしませんでした。  雨漏り鉄腸と改名しようかとも思ってます。
Commented by ippoyo at 2006-04-19 06:30 x
おいしそうです。。くりごろも・いがぐり・おいもさん・古伊賀うつし。この順で食べたいです。郷里の銘菓。いいですね~ 私も東京生まれなので、郷里という言葉に憧れます。
Commented by さくらみかん at 2006-04-19 09:57 x
旅を枕に、風流をともに。
すてきですね。
素朴で、でも中味は随分とつまったかんじが、俳聖芭蕉のイメージにぴったりだと思います。
Commented at 2006-04-19 12:11
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by revenouveau at 2006-04-19 12:59
釣月軒では、芭蕉の処女句集「貝おほひ」が編まれたと聞いています。

   きてもみよ 甚げが羽織 花ごろも

風情のある〈釣月〉さんのお菓子に、目を楽しませていただきました。
いつも、ありがとうございます。
Commented by amamori120 at 2006-04-19 19:58
>ippoypヨサ  弟&嫁が詰め合わせを送ってくれたのですが、ハズレは皆無でした♪
郷里では弟が家督相続し、親父と一緒に暮らしています。
Commented by amamori120 at 2006-04-19 19:58
>鍵コメさん at 2006-04-19 12:11 後ほど伺います。
Commented by amamori120 at 2006-04-19 20:09
>さ・え・らサン そうなんです。寛文12年(1672)、30番の句合わせに軽妙な判詞を加えた処女選集を釣月庵で編み、天満宮に奉納、俳諧師として立つ決意を固めたのが”貝おほひ”ですね。
さすがよくご存じ、感服です。
Commented by amamori120 at 2006-04-19 20:11
>さくらみかんサン 桔梗屋さんの芭蕉への傾倒ぶりは尋常じゃないですね。 お菓子に、それがよく現れているようです。
Commented by jsby at 2006-04-19 23:14
俳聖・松尾芭蕉が活躍していた頃は、今よりももっと和菓子が珍重され風流視されていたのかもしれませんね。このところの来客ラッシュの合間をぬって、本日は都内に仕事に出掛けました。街には至る所「名品と謳った名品ぞろい」、しかし何が本物で何がそうでないのかと問われれば、100年、200年、300年の老舗が培い、威信をかけて子孫へと伝えた味は本物。それが「どんな味」と想像しなくても「祖母や祖父から伝え聞いた味や伝統」が口の中で広がる。それが老舗の味なのかなと思いました。
Commented by Theo_C at 2006-04-19 23:16
ドレもコレも 魅力的なお菓子ですね。
長年培われてきた 匠の技なのですねぇ。。。
くりごろもが 大変気になります。
松尾芭蕉が 隠密だったという説は 本当ですか?
Commented by amamori120 at 2006-04-19 23:34
>jsbyさん 来客ラッシュ!  お客の方は一度で済みますが、受ける方は何度も・・・お疲れのことでしょう。おまけにお仕事も! お疲れが出ませんように。
「老舗」についての貴・見解には全く同感です。
伊賀は古い国で、646年に畿内(今の都内)の東端だと定められ、飛鳥時代からの文物の遺産も数多く残っています。
お菓子についても長~い伝統があるようです。
Commented by amamori120 at 2006-04-19 23:39
>テオさん 郷里のお菓子を褒めて頂き有難うございます。
くりごろも 見掛けは、たいしたことないと思いますが、結構手のかかるお菓子ですね。
芭蕉忍者説、面白いですが、伊賀流忍術の発祥の地で生育したし、全国を旅して回ったところから、想像力の豊かな誰かが思いついたのでしょうね。実際は、否、ですね。
Commented by 桔梗屋伊左右衛門 at 2006-06-01 01:46 x
桔梗屋織居の主人でございます。伊賀・和菓子で検索をかけていたら、私どもの菓子がぞろっと紹介されていたので驚きました。大変有り難くお礼申し上げます。へたなグルメ誌よりよっぽど中身の濃い甘党情報で、とても勉強になりました。今後も伊賀ならではの美味しい和菓子作りに精進致します。芭蕉さんに入れ込んでこんなブログをはじめました。http://blog.livedoor.jp/kikyou0123/
ご紹介頂けましたら幸いです。どうぞますますご健達のほどお祈り申し上げます。
Commented by amamori120 at 2006-06-01 17:43
>桔梗屋織居ご主人さま 今日HA&いらっしゃいませ。
何を隠そう、私の実家は、お隣の名張です。親父が弟一家と暮らしています。 こんなブログをやってるものですから、「和菓子彩彩」で、伊賀にも、堅焼き以外に銘菓のあることを知って、弟に上野まで一走りして貰いました。 受け取って、貴店のお菓子を拝見したときは正直驚きました。さらに頂いた後は、まさに狂喜乱舞。こんな優れた和菓子を作れるお店が郷里にあることを誇らしく思いました。
引き続き頑張っていただきたいと思います。
ご案内のブログ、後ほど伺ってみます♪

わざわざおいで頂きありがとうございました。
Commented by miki3998 at 2006-06-02 08:59
いがむいたらくり・・・いただきたいで~す。そのためにも歯痛から早々に脱却いたしまする。
Commented by amamori120 at 2006-06-02 22:07
>miki先生 レスが遅れました。すんまへん。
私の郷里の和菓子も捨てたものじゃない・・・でしょ?
歯痛が完治したら、コレ送りましょうか?
Commented by miki3998 at 2006-06-03 01:09
嬉しい~!!!早々に治します、治しますとも。
 うちの田舎は何もありませんが、わんこそばかしら・・・?いえいえ、本当はあるのですが、雨漏り先生のお口に合いますかどうか。今度ブログに載せて見ますね。
Commented by amamori120 at 2006-06-03 08:47
>miki先生 完治と記事と、両方待ってます♪
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by amamori120 | 2006-04-18 18:37 | 甘党キングダム(伊賀国) | Trackback | Comments(22)