風流堂サンの花歌暦 弥生
2012年 02月 29日三月も、アッという間に去ってゆくのでせうか
今月も日本三大銘菓の第一、山川の風流堂サン
の花歌暦から始めます♪
今年の花歌暦は、俳人・大祇 の句です。
画は例年通り、十河勝一サンです。
太祇 (1709~71 宝永6~明和8)
江戸中期の俳人。江戸の生まれ。はじめ雲津水國に学んで水語と号し、のち慶紀逸を師とし太祇と改めた。1751(寛延4)から奥羽、九州などに旅したのち、一時仏門に入って大徳寺で道源と称したが、間もなく島原に不夜庵を営み、色町の手習い師匠・俳諧宗匠の暮らしを送った。
1766(明和3)、蕪村らと親しむに及んで、蕪村の革新的な作風に同調して従来の江戸座俳諧から開眼し、清雅な句を生みだし人事句に長じた。また叙景句にも多くの優れた句がある。いわゆる中興俳諧の最盛期を待たずに没したが、その先駆けをなしたといえる。
炭 太祇 (たん たいぎ)
平凡社 日本文学辞典 より
弥生
桃
♪ 桃ありて ますます白し 雛の殿
菜の花
♪ 菜の花や よし野下来る 向ふ山
風流堂サンの銘菓をご案内いたしますね ♪
今回は 花あそび
不昧公御好 山川 のヴァりエイションですね。
柔らかい打ち物に、雛あられを散らし花の季節を表現してみました。
菓銘 「花あそび」 は武者小路千家お家元夫人に頂戴致しました。
不昧公も、ご嘉納せらるるであらう銘菓だと思いますヨ ♪