コクリコ坂から を観る

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夏休みとて、お子様向けの映画ばかりで、<シャンハイ> <日輪の遺産>あたりが来るまで観るべき映画はないと思っていたのですが・・・









信州のブロ友・黒豆サンが観られたと聞き、信頼すべき達人を信頼して、家人Tを拉致って観てきました。
家人Tが、どーしても観ると言い張った デンデラ に付き合ったんですからねぇ 017.gif

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  解説
『ゲド戦記』の宮崎吾朗監督がメガホンをとった、スタジオジブリ作品。原作は、1980年頃に少女マンガ誌「なかよし」に連載されていたコミック。ちょっぴりノスタルジックな、だけど今よりずっとエネルギッシュだった1963年を舞台に、高校生の海と俊の純愛と、その両親の青春時代を描く。また併せて、ほどよい距離感で異性を尊敬しあっていた当時の高校生たちを活写。自分たちの聖域である部室棟を死守しようと、学校側に訴える彼らの活動をすがすがしく、活き活きと描く。細かく描き込まれた、当時の風景―様々な船が行き交う海、舗装されていない坂道と立ち並ぶ家々、人と車でごった返した商店街なども見どころ。手書きならではの温かさがこもった画を見ているだけで、当時を知る世代の人は、懐かしさから涙を流してしまうかも。舞台はノスタルジックなのに、若葉のようにフレッシュな人間模様を描いた、ジブリの新たな名作!


高橋千鶴・佐山哲郎の同名コミックを原作に、「崖の上のポニョ」の宮崎駿が企画・脚本、「ゲド戦記」の宮崎吾朗が監督を担当するスタジオジブリ作品。1963年の横浜を舞台に、16歳の少女と17歳の少年の出会いと交流、まっすぐに生きる姿を描く。声の出演は「岳 ガク」の長澤まさみ、「SP」シリーズの岡田准一、「レオニー」の竹下景子、「死にゆく妻との旅路」の石田ゆり子、「八日目の蝉」の風吹ジュン。

あらすじ
東京オリンピック開催を目前に控えた1963年の横浜。女系家族の長女である松崎海(声:長澤まさみ)は高校二年生。父を海で亡くし、仕事を持つ母・良子(風吹ジュン)をたすけて、下宿人もふくめ6人の大世帯の面倒を見ている。そんな海は、同じ高校に通う新聞部の部長・風間俊(岡田准一)に心を寄せるのだが……。
            サイトより


最初、どっか田舎の港町かなと思って観ているうちに、横浜のことだと判ってきます。主人公たちが通学する学校が 港南学園。 なぁるねぇ ♪
 
九ちゃんの 『上を向いて・・・』が流れ、 ”次は舟木一夫の番だよ”なんて台詞で、ひょっとして昭和38,9年のことかなぁと思っていたら、やはり解説によるとS38年を想定しているそうです。
内緒ですが、拙は大学一回生で、”赤~い夕日がぁ校舎を染め~てぇ・・・”が流行ったのを覚えています。夏休み、大阪市内のデパートでバイトをしていて、バイト仲間の女子高生が、いやに老けていて笑うと銀歯が光ったなんてぇことも覚えています ww
それと、ヒロイン松崎海(声:長澤まさみ)達が住む建物は高台の一番上にあって、祖父の代までは病院だったというのですが、その佇まいが、拙の伊賀國の実家の近くにあった病院そっくりだったのには一瞬驚きました♪

TVでよく流れている主題歌は、手嶌葵サンが歌っているさうです。
元々は森山良子サンが1976年に歌った『さよならの夏』という曲のやうです。佳い曲ですねぇ ♪
by amamori120 | 2011-08-16 19:31 | 映画