風流堂サンの花歌暦  平成二十三年 弥生

風流堂サンの花歌暦  平成二十三年 弥生_d0065324_219620.jpg弥生。
今月も、、日本三大銘菓の第一山川の風流堂サンの花歌暦から始めたいと思います ♪







風流堂サンの花歌暦  平成二十三年 弥生_d0065324_21161461.jpg
詠み人は、和泉式部サン(って面識はありませんが ww)
画は、いつもの十河勝一氏です。


和泉式部 978年頃~没年不詳

 平安時代中期の歌人。中古三十六歌仙の一人。和泉守橘道貞の妻となったことから「和泉式部」と呼ばれる。和歌の才能に秀でている一方で恋愛遍歴が多く、藤原道長からは「浮かれ女」と評される。真情あふれる作風は特に恋歌によくあらわれており、当代の大歌人 藤原公任にも賞される、才能あふれる王朝歌人である。

風流堂サンの花歌暦  平成二十三年 弥生_d0065324_22123512.jpg

↑ に依れば

紫式部日記の中の記述には、和泉式部の天賦の才能に対する嫉妬心が、ほの見えるようです。
天性の才があって、自然にいくらでも歌が口に湧き出るというスバラな才能。芸術家にとって、特に、詩人にとってはこんな結構なことはありませんね。天性の詩人という言葉が、紫式部の批評のなかでも窺われます。







風流堂サンの花歌暦  平成二十三年 弥生_d0065324_2110566.jpg


弥生


 桜

   ♪ のどかなる 折りこそなけれ 花を思ふ

               心のうちに 風は吹かねど


 蕨

   ♪ 見せたらば あはれともいへ 君がため

                花を見すてて おふる蕨を



(風流堂サンの銘菓、けふの日に間に合いませんでした) 008.gif
by amamori120 | 2011-03-01 21:16 | 甘党キングダム(風流堂)